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Google Opalでサクッとプロンプト使ってみた!

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Google Opalを使ってTop10 AIエージェントを作成する

巷では、OpenAI Agent Builderの話題で持ちきりですが、思ったより複雑そうなので、スクールの教材にするにはOpalの方がいいなと思い、教材の雛形を作成してみました。

Agent Builderでもプロンプトでワークフローできるようになるとの不確かな噂もあるようなので、面倒くさがりの私は、少し使っただけでやめてしまいました。


2025年10月現在、Google Opalは、日本では使用出来ません。

そこで今回は、OperaというブラウザのVPN機能を使用して、Opalを使用します。

https://www.opera.com/ja

Operaブラウザをインストールします。
設定からVPNを選びVPNをオンにします。
URLバーのVPNボタンを押して、アメリカを選択します。

事前の準備は以上です。

それでは、Google Opalに接続します。(あなたは今アメリカにいるのです!)
https://opal.withgoogle.com/?mode=canvas

Opalの画面が表示されます。(当然英語です)

スクリーンショット 2025-10-07 22.10.50.png

  • Create New を選択します。

Opalの作成画面が表示されました。

スクリーンショット 2025-10-07 22.46.09.png

画面下のプロンプト入力画面に、以下のプロンプトを入力します。(コピーします)

”あなたは様々なTop10を決定する、審査員のAIエージェントです。ユーザーから入力されたキーワードを元に、インターネットで最新の情報を検索した後、関連するTop10を日本語で生成してください。”

日本人だとバレないか心配しながら、実行します。(ドキドキ)

スクリーンショット 2025-10-07 22.46.41.png

左側にワークフローのノードと、右側にTop10サーチ Startボタンが作成されました。
(AIは毎回同じ回答をするわけではないので、ノードやアプリ名は異なる場合があります)

スクリーンショット 2025-10-07 22.47.06.png

ノードをドラッグして見やすく並び替えしてみます。

スクリーンショット 2025-10-07 22.49.17.png

Startボタンを押します。(私の環境では再読み込みをしないとStartが押せませんでした)

検索したいキーワードを入力して下さい とあるので、検索じゃないけどなあ!と思いながら、
”AIワークフローツール”と入力して実行しました。

スクリーンショット 2025-10-07 22.53.10.png

かなり時間がかかりますが、Opalが実行され、AIワークフローツールのTop10が作成されました。
HTMLで画面まで生成してくれているようです。

スクリーンショット 2025-10-07 22.55.15.png

6位はDifyですが、残念ながらGoogle Opalはランク外でした。

ログを見ると、23回AI Thinkingが呼び出され、9回Web検索が実行されていました。(時間かかるはずです)
真のエージェントの出来上がりです。

スクリーンショット 2025-10-07 22.57.17.png

検索したサイトと、Top10を決定した経緯と、候補になった21個もの、AIワークフローツールの名前がログに記録されていました。

スクリーンショット 2025-10-07 22.56.04.png

これでAIワークフローツールでのエージェント作成は終わりです。

実はこの章は、以前Difyを使って説明していたのですが、かなり複雑で説明も膨大な量がありました。
ところが今ではプロンプト一つでワークフローが生成出来るのですから、さすがはAI時代です。

最後にノードを軽く説明して終わりにしましょう。

画面上部に4つのメニュがあります。

User Input:ユーザーの入力を処理するノード

Generate:AIそのものです

Output:アウトプット

AddAssets:ツール

の4つです

TextとYoutubeのAssetを追加した画面

スクリーンショット 2025-10-08 0.05.20.png

クリックすると、新しいノードが作成されます。
User Inputは黄色、Generateがブルー、Outputがグリーン、AddAsetsは今回使用しなかったのですが、オレンジ色のノードになります。

そしてこれらのノードを繋げて、各ノードの設定をしたら完成です。

とはいえプロンプトでも修正可能なので、ここではカスタマイズ方法は説明しませんが、ご興味のある方は挑戦してみましょう。

おしまい

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