MacでC言語~環境構築編~
こんにちは!コスパを愛するエンジニアのコウキと申します。
今回は、
- MacでC言語をしたいんだけど環境構築をどうしたらいいかわからない。
- C言語の勉強をするのに環境構築がwindows前提なんですけど…
こういった悩みをもった方に向けてこの記事を書きました。
私自身C言語を勉強するにあたって色々な講座や資料を見たのですが、windowsを前提として進めているものが多く、Macでの環境構築手順がキレイにまとまっているものがあまりありませんでした。
そこで、色々調べて一番効率いいなと感じた環境構築の方法を見つけることができたので今回ここに備忘録がてら残しておきたいと思います。
以下の手順を踏むことで、windows向けに作られた講座や資料でも、Macでwindows同様に進めることができるので是非参考にしてみてください。
VSCodeのインストール
言わずもがな最強エディタです。
windowsでは基本「VisualStudio」というIDEを使用することが多いため、Macでも何かいいIDEないかなぁと探していたのですがイマイチ見つからず…
XCodeも考えたのですがGitHubとの親和性や動作の軽さを考えると、どう考えてもVSCodeだよなぁとなりました。
手順を1から書くのはめんどくさいのでこちらの記事を参考にインストールしてください。
拡張機能のインストール
VSCodeのインストールができたら、次にC言語に必要なツールをインストールします。
手順は以下の通りです。
- VSCode左下にある拡張機能をクリック
- Cと検索
- 「C/C++」をインストール
画面はこんな感じです。
これだけでVSCodeでC言語が使えるようになります。
Hello,world!してみる
ツールが揃ったら兎にも角にもHello,world!してみましょう。
- hello.cというファイルを作成
- ファイルにコードを書く
- コンパイル、実行する
1つずつ解説します。
1. hello.cというファイルの作成
C言語は拡張子が「.c」になります。
適当なフォルダを作ってそこに「hello.c」ファイルを作ります。
そのフォルダをVSCodeで開きます。
2. ファイルにコードを書く
具体的には以下のコードを書きます。最低限です。
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello,world!\n");
}
printf関数を呼び出すのに、includeが必要なため頭に記載しています。
\nは改行を表します。これがないと改行されません。
3. コンパイル、実行する
C言語はコンパイラ言語のためコンパイルが必要です。
VSCodeにターミナルがついているので、それを使ってコンパイルと実行をします。
VSCodeで「Control + Shift + `」 を押すことでVSCode内でターミナルを開けます。
そして以下2つのコマンドを打ち込みます。
- コンパイル
gcc -o hello hello.c
- 実行
./hello
gcc -o {コンパイル先のファイル名} {コンパイルするファイル名}
というコマンドでコンパイルができます。また、&&で繋げることで一行で表現できます。
gcc -o hello hello.c && ./hello
いちいちコンパイラと実行を分けてコマンドを入力するのが面倒なため、私は普段これで実行しています。
これでHello,world!と出力することができました。
まとめ
MacでのC言語の最低限の環境構築はこんな感じで大丈夫だと思います。
もし何か足りないところや不明点などあれば是非コメントをお願いします。
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