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【QuickSight】ダッシュボードのフィルター設定方法|チェックボックス・スライダー・会計期間フィルターの活用
この記事でわかること
- QuickSight でフィルターを設定する方法
- チェックボックスやスライダーを用いたフィルターの活用
- 会計期間を指定してデータを表示する方法
- サンプルデータを使った実践例
QuickSight のフィルターとは?
Amazon QuickSight のフィルター機能を使うと、ダッシュボード上でデータを柔軟に絞り込むことができます。
特に、以下のようなフィルターを活用すると、直感的なデータ分析が可能になります。
- チェックボックスを使って特定のカテゴリを選択
- スライダーを使って売上金額などの数値範囲を指定
- 日付フィルターを使って会計期間ごとにデータを表示
サンプルデータを QuickSight にアップロードする
1. サンプルデータを用意
下記のCSVファイルをQuickSight にアップロードします。
データの概要
カラム名 | 説明 | 例 |
---|---|---|
order_id | 注文ID(ユニークな識別番号) | 1, 2, 3, ... 100 |
product_category | 商品カテゴリ | Electronics, Books, Toys |
region | 購入地域 | Tokyo, Osaka, Fukuoka |
weather_condition | 天候情報 | Sunny, Rainy, Cloudy |
sales_amount | 売上金額 | 1500, 3200, 4500 |
order_date | 注文日 | 2023-01-01, 2023-01-02 |
2. チェックボックスフィルターを活用する(商品カテゴリ別)
フィルターの設定方法
- [分析 (Analysis)] 画面で [フィルター] を新規追加
- 「product_category」フィールドを選択
-
フィルターの適用先を「すべてのビジュアル」に設定
- フィルターリスト形式のコントロールを追加
- ダッシュボードを公開または更新
このグラフでは、Electronics, Books, Clothing などの商品カテゴリごとの売上をチェックボックスで選択できます。
3. スライダーを活用する(売上額の範囲指定)
フィルターの設定方法
- [分析 (Analysis)] 画面で [フィルター] を新規追加
- 「sales_amount」フィールドを選択
- スライダー形式のコントロールを追加(※Integer形式のみ可能)
- ダッシュボードを公開または更新
この折れ線グラフでは、売上の時系列推移を確認しながら特定の範囲の売上データだけを表示できます。
4. 会計期間ごとにデータを表示する
フィルターの設定方法
- [分析 (Analysis)] 画面で [フィルター] を新規追加
- 「order_date」フィールドを選択
- 「日付と時刻の範囲」フィルターを適用
-
開始日と終了日を設定し、データを絞り込む
- ダッシュボードを公開または更新
この折れ線グラフでは、売上の時系列推移を会計期間に絞りこみ表示できます。
まとめ
- チェックボックスを使うことで、カテゴリ別にデータを簡単にフィルタリング
- スライダーを活用すれば、売上金額などの範囲を柔軟に指定
- 日付フィルターを適用すれば、会計期間ごとにデータを表示可能
QuickSight のフィルター機能を活用すると、ダッシュボードの使い勝手が向上し、データ分析の効率も向上します。
ぜひ試してみてください。
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