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【Git&Github】Gitのブランチ(branch)機能とコマンド一覧
ブランチ(branch)とは
Gitブランチの管理方法
1. Git Flow
- Vincent Driessenによって提案されたモデル。
- 特にリリースサイクルが定められた開発プロジェクトに適している。
ブランチ名 | 内容 |
---|---|
master | 本番環境にリリースされるコードを保持するブランチ |
develop | 次のリリースに向けた開発が行われるブランチ |
feature | 新しい機能開発用のブランチ(developにマージ) |
release | リリース前の最終調整やバグ修正を行うブランチ(masterにマージ) |
hotfix | 本番環境で発見されたバグを修正するブランチ(masterとdevelopにマージ) |
2. GitHub Flow
- シンプルで柔軟なモデルであり、継続的デリバリー(CI/CD)を行うプロジェクトに適している。
ブランチ名 | 内容 |
---|---|
master | 常にデプロイ可能な状態を保つブランチ |
feature | 新しい機能やバグ修正を行いレビュー後にmasterに直接マージするブランチ |
3. GitLab Flow
- Git FlowとGitHub Flowの利点を組み合わせたモデル。
- 環境ごとにブランチを持つことが特徴。
ブランチ名 | 内容 |
---|---|
master | 常にデプロイ可能な状態を保つブランチ |
pre-production | プレプロダクション環境でのテスト用 |
production | 本番環境用のブランチ |
ブランチの管理のベストプラクティス
1. 命名規則の設定:
ブランチの目的がわかるように、一貫性のある命名規則を設定する。
=「枝の名前はわかりやすく」
2. プルリクエスト/マージリクエスト:
変更をmasterブランチにマージする前に、コードレビューを必須とする。
=「変更依頼があれば確認しすぐに修正」
3. CI/CDの統合:
自動テストとデプロイメントを設定し、ブランチが常に安定しているかを確認する。
=「自動化できるところは自動化しよう」
4. 定期的なブランチの整理:
不要になったブランチは定期的に削除して、リポジトリを整理する。
=「枝分かれさせすぎない」
ブランチ機能に関わるコマンド
git branch(ブランチの一覧表示)
ブランチの一覧表示
git branch
出力結果
出力結果
$ git branch
* main
git barnch <ブランチ名>(ブランチの作成)
ブランチ作成
git branch <branch-name>
出力結果
出力結果
$ git branch develop
$ git branch
develop
* main
git checkout (ブランチの切り替え)
ブランチの切り替え
git checkout <branch-name>
出力結果
出力結果(main➡developへ切り替わっている)
$ git checkout develop
Switched to branch 'develop'
$ git branch
* develop
main
git switch (ブランチの切り替え)
ブランチの切り替え
git switch <branch-name>
出力結果
出力結果(main➡developへ切り替わっている)
$ git switch develop
Switched to branch 'develop'
$ git branch
* develop
main
git checkout -b(ブランチ作成と切り替え)
ブランチ作成と切り替え
git checkout -b <branch-name>
出力結果
出力結果(featureブランチが作成され切り替わっている)
$ git checkout -b feature
Switched to a new branch 'feature'
$ git branch
develop
* feature
main
git switch -c(ブランチ作成と切り替え)
ブランチ作成と切り替え
git switch -c <branch-name>
出力結果
出力結果(featureブランチが作成され切り替わっている)
$ git switch -c feature
Switched to a new branch 'feature'
$ git branch
develop
* feature
main
git branch -d(ブランチの削除)
ブランチの削除
git branch -d <branch-name>
出力結果
出力結果(developブランチが削除されている)
$ git branch -d develop
Deleted branch develop (was 9a5862e).
$ git branch
* feature
main
GitHub上でのブランチ作成状況の確認
自らのGitHubのリポジトリの画面の上部にあるbranch
から確認する。
まとめ
・所属するチームによってGitのブランチ管理方法が異なり、ブランチ名も異なることが考えられる。チームのGitHubの運用方法について理解してうえで正しいブランチにpush
やpull request
が行えるようになる必要がある。
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