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RaritanのPDUのデータをGrafanaで可視化する
背景
2023年初頭にヤフオクで大量に出回っていたRaritan製のPDU(PX3-5138JR)は
最新のファームウェアにアップデートするとPrometheusのexporterとしても機能し、
各コンセントの消費電力や電圧などがとても簡単に取得できます。
今回はそのデータをPrometheusで取得しGrafanaで表示してみました
出来たもの
ダッシュボードの各要素の配置や配色やグラフの形式なども簡単に変更でき、すぐに良さげな画面が作れます。Grafanaすごい……
工程
まずはざっくり書きます
- PDUのファームウェアを最新までアップデートし、管理画面が表示できる状態まで持っていく
- ブラウザで https://(PDUのIPアドレス)/cgi-bin/dump_prometheus.cgi を開いてデータが表示されることを確認する
- PrometheusとGrafanaを適当なLinux環境(あるいはDocker)にインストールする
- prometheus.ymlにPDUの接続情報を追加する
追加内容は下記参考記事もご確認ください - Prometheusにクエリを入力しグラフ表示できるか確認する
(クエリ例)raritan_pdu_activepower_watt{inletid="I1"}
- Grafana側でデータソースとしてPrometheusを接続する
- 要素とクエリを追加し君だけの最強ダッシュボードを作ろう
参考
Discussion