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RaritanのPDUのデータをGrafanaで可視化する

2023/06/20に公開

背景

2023年初頭にヤフオクで大量に出回っていたRaritan製のPDU(PX3-5138JR)は
最新のファームウェアにアップデートするとPrometheusのexporterとしても機能し、
各コンセントの消費電力や電圧などがとても簡単に取得できます。

今回はそのデータをPrometheusで取得しGrafanaで表示してみました

出来たもの

PDUのデータをGrafanaで表示
ダッシュボードの各要素の配置や配色やグラフの形式なども簡単に変更でき、すぐに良さげな画面が作れます。Grafanaすごい……

工程

まずはざっくり書きます

  1. PDUのファームウェアを最新までアップデートし、管理画面が表示できる状態まで持っていく
  2. ブラウザで https://(PDUのIPアドレス)/cgi-bin/dump_prometheus.cgi を開いてデータが表示されることを確認する
  3. PrometheusとGrafanaを適当なLinux環境(あるいはDocker)にインストールする
  4. prometheus.ymlにPDUの接続情報を追加する
    追加内容は下記参考記事もご確認ください
  5. Prometheusにクエリを入力しグラフ表示できるか確認する
    (クエリ例)raritan_pdu_activepower_watt{inletid="I1"}
  6. Grafana側でデータソースとしてPrometheusを接続する
  7. 要素とクエリを追加し君だけの最強ダッシュボードを作ろう

参考

https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0562

https://blog.nishi.network/2023/01/09/intelligent-pdu-part3/

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