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みんなー! 会計システムってどうしてるー!?
本記事は株式会社ココナラ Advent Calendar 2024 12日目の記事です。
はじめに
みんなー! さまざまなビジネス要求を引き受けざるを得ない関係上、業務ロジックが複雑になりがち、かつ、そんなに表に出る機会がない、かつ、失敗したらえらいことになる、陰の者であるところの会計システム従事者のみんなー! 今年も無事生き残れましたね。これを寿ぐとともに、来年こそは会計に携わっているのにキラキラエンジニアをやっていきましょうね!
DevOps開発グループ/CREチーム会計担当のy.s.です。この記事では今年を振り返ってみて弊社の会計システムの大変さを開示してみると共に、将来の展望のようなものを書いてみようと思います。あるある言っていただけるとうれしいです。マサカリ大歓迎です。
実際のところ、会計システム、どうでしょう?
長大なSQL
つらいところ
- ビジネスサイドの達人から連綿と受け継がれる超難解な秘伝のSQL(1000行超え)
- 剥がそうにもステークスホルダーとの共通言語となっているため、別の手段を取りにくい(これは組織のスケールにより状況が変わりつつある)
- データ量がそろそろゴツいが、監査対応等の関係上、あれこれ調整が必要
こうしたい
- せめてSQLを脳に収まる程度に分解したい。可能なら各計算結果を格納するテーブルが欲しい
- これがあればステークスホルダーと明細単位で会話が出来ていいのではないか
- データの量と複雑性を鑑みると、RDSから一段上のアプローチがそろそろ必要かも知れない
どこからともなく来る通知(例のメロディで)
つらいところ
- 謎のGAS通知が突如こんにちはする。助けられることもあるのだが心臓に悪い
- 以前は謎のサーバーのシェルに謎のSQLが書かれており、そこからCSVが飛んできていた(その実装の方が難しいのでは?)
こうしたい
- GASでなんとかやりくりしていたところは順次システムに置き換えていきたい
- 監視の仕組みをブラッシュアップしていきたい
そろそろレガ……
つらいところ
- 本丸のプロダクトの増築に必死に追いつく形で力技でデータをPULLしている
- 現在Ruby on Railsであるが、そのままでいいのだろうか
こうしたい
- 各サービスがPUSHしてくれたものを会計システムに落としていくようにしたい。そうしないと全ての事業を知っている巨大モノリスが爆誕してしまうことになる
- 別にRoRで困っているわけではない。感覚的に、もうちょっと軽量なフレームワークを考えても良さそうではある
結び
みなさまの会計システムはこれだけ進んでるぜーというお話やこういう悩みがあるんだよねというお話が聞ける機会があればなーと考えているところです。来年もやっていきましょう。
最後に
明日は@coconala-kさんによる 複雑なものを複雑なまま扱う です。
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