新卒エンジニアの半年間を振り返ってみた
はじめに
こんにちは。株式会社ココナラアプリ開発グループ、iOSチームのじょにーです!
今回は4月に新卒として入社してからあっという間に半年が経過したので良かった点、反省点を振り返っていきます。
やって良かったこと
会議でたくさん発言すること
発言するといっても必ずしもチームや組織の意思決定を推進するような意見をたくさん出しているというわけではありません。
例えば技術的な課題についての議論で分からないことがあり、話についていけなくなりそうだった時に『すみません!正直前提の部分が分からなくて教えていただきたいです』と言ってみたり、メンバーが発言しやすくなるように会議開始前に少し雑談をしてみたりという感じです。
新人の自分が発言することで話を混乱させたり時間を奪ってしまうことにならないだろうか?といった不安が全くないわけではありませんが、発言をすることでたくさんの良いことがあったなと思っています。
例えば質問関連の発言は自分の知見を広げられるだけでなく、そこから話が広がってチームにとって良い気づきが生まれることもありますし、発言を通じて自分の人となりを知ってもらえるので、特に他部署の方々とのコミュニケーションが少し円滑になっていると感じています。
コードレビューで積極的にコメントする
いち早く他人が書いたコードを読み慣れる為にレビュワーにアサインされていないPRでもレビューしていました。
単純に改善案を提案するだけではなく、学びになったコードにアウトプットの意味も込めてコメントを残してみたり、分からないことや理解を擦り合わせたい時に質問コメントをしたりしていました。
はじめは先輩の書いたコードに新人の自分が口出しすることに正直抵抗があったのですが、自分のレベルアップにも繋がりますし、チームでより良いプロダクトを作るために提案することは全く悪いことではないと考えられるようになりました。
レビューを通してスキルアップに繋がっていると実感しています。
個人開発によるSwiftUIのキャッチアップ
入社当初はそれまでUIKitを中心に学習していたこともあり、SwiftUIのコードの読み書きに自信がありませんでした。
ココナラでは新規画面をSwiftUIで開発しているので優先的に学習する必要があると考え、個人開発でSwiftUI製のアプリを1本作ってリリースしました。
どうせ作るなら誰かの役に立ちたいと思ったので旅行好きな友人の為に通貨換算アプリを作りました。
(余談ですが、友人のために作ったこのアプリは意外にもDL数が順調に伸びており、今でも地道に開発を続けていたりします。笑)
ココナラのiOSアプリのアーキテクチャを意識してコードを書いたので、アプリを作ってからはコードレビューがかなり理解できるようになりました。
反省していること
進捗を共有せず、いきなり100%の成果物をレビューしてもらおうとした
実装タスクを相談なしで1-2日かけてひとまず完成させてからPRを上げるということをしていました。
一番ひどい時だと、大幅な修正が必要であることがレビューの時点で発覚したこともありました...。
最近は少しでも懸念があれば最初に実装の方向性をメンバーに確認していただき、実装を進める中で生じた疑問も都度擦り合わせるようにしています。
メンバーの時間を奪うことが申し訳なく、質問を過度に遠慮してしまうことがあった
入社して間もない頃、「詰まったら早めに相談してほしい」という言葉を鵜呑みにしてたくさん質問していました。
少し調べれば理解できていた箇所もかまわず相談していたので、ある時もう少し自分で考えてみても良いかもと指摘を受けました。
そこから質問する前に「本当に自分の手を尽くし切ったのか?」とか「質問文をもっとしっかり整理してからの方が良いかも...」と過剰に考えるようになり、サクッと聞けば数分で解決できたことにも数時間溶かしてしまうということがしばしばありました...。
今振り返ると本当に両極端だったと思います。今後は「頑張って自走する」と「サクッと相談してみる」の良い塩梅を模索していくつもりです。
また、上記2点によって他のメンバーから進捗が見えづらいという指摘も受けたので、詰まりそうかも!と思ったらそれだけでもライトに発信して自分の現状をこまめに共有することは徹底していきます。
振り返りをおろそかにしてしまっている
メンターの勧めもあって日報を書いているのですが、現状日記のような位置付けになってしまっています。せっかく書いているならより有効活用すべきだなと感じています。
このブログを機に振り返りはなぜ必要かを考え、同じ失敗を繰り返さない為に考えを整理したり、学んだこと深掘りして応用できるようにするために必要なものだと結論付けました。
現在はデイリーの振り返りしかできていませんが、週単位、月単位で振り返ることで新たな気づきが得られるとも感じます。
振り返りから得た学びや疑問の発信も合わせてやっていきたいですね。
まとめ
桁違いのコード量や聞いたことのないツール、当たり前に会話に出てくるバックエンドなど他領域のことなどに圧倒されて個人開発とはやっぱり全然違うんだな、本当にやっていけるかなと不安いっぱいのスタートでした。
今でも不安がないわけではないですが、悩みながらも機能実装ができた時や少しずつできることが増えてきたと実感できた時に「やっぱりエンジニアは楽しい。この道を選んで良かった」と素直に思います。
とはいえまだまだ様々な面でスキルが足りてないので、これからもより一層頑張っていきたいです。(スピード感持ってタスクをこなしていきたい!)
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ココナラでは、一緒に事業のグロースを推進していただける様々な領域のエンジニアを募集しています。iOSアプリ開発だけでなく、フロントエンド領域・バックエンド領域などでも積極的にエンジニア採用を行っています。少しでも興味を持たれた方がいましたら、エンジニア採用ページをご覧ください。
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