グループ内でGrafana勉強会を開いてみた話
こんにちは!
株式会社ココナラプロダクト開発部バックエンド開発グループ(以降、「バックエンドG」と表記)でエンジニアをしております ぽったー です。
初めてのテックブログ投稿です。
最近のマイブームは麻雀と休日のアプリ開発です。
今回は今年の5月に入社してすぐにグループ内でGrafana勉強会を開いてみた話をしたいと思います。
Grafanaって?
Grafanaは公式ページを意訳すると、「オープンソースのデータ可視化、監視ソリューション」となります。
要するに、データの可視化ツールです。
私の所属するバックエンドGでは、システムのリクエスト数やエラー状況の可視化に利用しています。
日常的にリクエスト数やエラー状況をウォッチすることで、通常とは異なる動きを見つけ、問題を未然に防ぐ取り組みをしています。
こんな感じのグラフが見られます(画像はイメージです)
なぜ勉強会を?
新しい技術やツールを導入するのは大変です。
特に触れる機会が少ない技術は、キャッチアップから慣れるまでにかなりのハードルを感じてしまいます。
私は新しい技術・ツールに対して取っ付きにくい苦手意識があります。
ちょうど私が入社してまもなくの頃に、バックエンドGでもGrafanaで日々のエラー状況のモニタリングを始めることになりました。
Grafanaがどういったツールなのか知らなかったため、勉強することにしました。
せっかく勉強するならアウトプット。その内容をグループに展開してみようと思って勉強会を開くことにしました。
やりますと手を挙げたらサポートしていただける、良い環境だと思います。
勉強会に向けて
目標を決めた
グループ内の勉強会といっても、そんなに難しいことはありません。
発表に対してマサカリを投げてくるメンバーもいないので、安心してできます。
とはいえ、何も持ち帰るものがないのはせっかく参加してもらった方々に失礼です。
だから、1つの目標を立ててみました。
「Grafanaの操作に慣れてもらう」
Grafanaの操作を理解してもらって、何かするときの足がかりにしてもらうことを目標にしました。
やることを決めた
「Grafanaのダッシュボードに慣れてもらう」という目標を決めたら、それを実現するためのコンテンツ作りです。
今回、操作に慣れてもらうことを目標に掲げました。
となると、座学やデモだけでは物足りなくなりそうです。
また、私も初めて触るので、座学だと尺が余ってしまいそうです。
なので、ハンズオン で一緒に簡単なデータの可視化を行うことにしました。
コンテンツを準備した
やることが決まったら、コンテンツの準備です。
私はGrafanaを触ったことがなかったので、1から勉強しながらコンテンツを作成しました。
ここでは大雑把にコンテンツを紹介します。
1. ローカル環境の構築
DockerでGrafanaのローカル環境は簡単に立ち上がります。
$ docker run -p 3000:3000 --name=grafana grafana/grafana-enterprise
起動後localhost:3000
へアクセス。ユーザー名・パスワードともにadmin
でログインします。
2. サンプルデータを可視化
ローカル環境を立ち上げたら、左上の[Menu]から[connection]から[TestData]を登録します。
右上の+ボタンから[New Dashboard]を選択、先ほど作成したデータを選ぶと可視化完了です。
3. データの可視化オプションを試す
データの可視化ができたら、可視化オプションの変更です。
Grafanaで用意されている様々なオプションを右のサイドメニューから設定できます。
勉強会を開いた
いよいよ発表会の日がやってきました。
マサカリを投げてくるメンバーはいないとわかっていても、発表というのは緊張します。
しかし、この発表会までの準備を信じて、メンバーとハンズオンを実施しました。
その結果、やってよかったと感じています。
メンバーからは好評で、みんなのGrafanaの操作が向上したと考えています。
今回は基本的な内容しか含まれていませんでしたが、何よりも私自身がGrafanaへの苦手意識を克服できたことが良かったです。
まとめ
今回はGrafanaを題材にした勉強会を開きました。
自身の知識・技術の向上を図りつつ、メンバー全体の知識向上に寄与できたことが良かったと思います。
また、入社してすぐの私が開いた勉強会に参加してくれたメンバーに感謝しています。
さいごに
私の所属するバックエンドGでは今回のGrafanaに限らず、定期的に勉強会を開いています。
またココナラでは、一緒に事業のグロースを推進していただける様々な領域のエンジニアを募集しています。
今回のお話に興味を持たれた方はぜひカジュアル面談のご応募をお願いします。
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