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新卒1年目×DroidKaigi 2023

2023/09/21に公開

こんにちは、アプリ開発グループのFalcon(ファルコン)です。9/14~9/16の期間で開催されていたDroidKaigi 2023にオフラインで参加してきました!
初めてAndroid関連の技術カンファレンスに参加するとあって緊張しましたが、非常に楽しい3日間になりました!
本記事では、当日のセッションやその他コンテンツについてレポートします。

DroidKaigi会場入口の写真受付前の写真です。お風呂に入るドロイド君が可愛らしいですね。

印象に残ったセッション

Day1・Day2合わせて、全部で8つのセッションに参加しました。その中でも特に印象に残ったセッションを紹介します。


https://speakerdeck.com/mhidaka/droidkaigi-2023-unleashing-the-power-of-android-studio
Unleashing the Power of Android Studio
mhidaka (@mhidaka)さんが発表されました。
Electric Eel以降のバージョンのAndroid Studioに追加された新機能を、「UI Tools for coding」「Build system」「App Inspection」の3つの観点から紹介されています。
現在ベータ版やCanary版に含まれている新機能は今後のスタンダードになる可能性があり、それらを見据えながら現状の開発環境を見直したり、技術的負債を減らしたりすることができます。
今まで気づかなかった視点を持つことができ、とても印象に残るセッションでした。今後は開発ツールのアップデート情報にもアンテナを張り、気になる/業務に活かせそうなものがあれば調査しようと思いました。

https://speakerdeck.com/ohmae/kotlinhaipahuomansupuroguramingu
Kotlinハイパフォーマンスプログラミング
大前良介(OHMAE Ryosuke)さんが発表されました。
C++などでネイティブ実装せずとも、Kotlinでも十分にパフォーマンスを改善できることを前提に、Kotlinで処理を高速化するためのノウハウを共有されました。
特に、Kotlinで使用できる一部の記法は、使用箇所によっては冗長な処理を繰り返してしまい、パフォーマンスを低下させてしまうという点が印象的でした。KotlinのコードをJavaにデコンパイルしたものを示しながら、ステップごとにどのような処理が行われるかを丁寧に説明されており、とてもわかりやすかったです。
コードレビューでパフォーマンス面を評価する際の一つの基準として、本セッションの内容を活用したいと思います。

https://docs.google.com/presentation/d/1QXpRyWztb2JqkgwYuwId7Gpw5UeIIsqEIuLURxdzv8M/edit#slide=id.p
Androidの『音』を制御する
にしみー(Nishimy)さんが発表されました。
Androidでメディアや効果音の音量を操作する際に知っておくべき用語や、再生・音量の制御を行う方法を共有されていました。
発表資料の作り込みが凄まじく、このままで公式ドキュメントとして使えてしまうのでは...?と思うほどに網羅性が高いものでした。アプリ内で音量を制御したいと考えている方は、ぜひ一読されることをおすすめします。
ちょうど個人開発で「音声アナウンス」を使ったスケジュール管理アプリを作ろうと考えていたため、このセッションの内容は非常に参考になりました。


ブース巡り

今回のDroidKaigiでは、企業ブースを巡るスタンプラリー企画が開催されていました。
集めたスタンプの数に応じてノベルティが配布されるとあって、全ブースを訪問しスタンプをコンプリートしました!

コンプリートしたスタンプカードコンプリートしたスタンプカード。エンジニアらしいスタンプが並びます。

各社のブースでは、「コードレビューチャレンジ」に回答した人にノベルティを配布する、くじの結果に応じてノベルティを配布するなど、来場者を楽しませるための工夫がなされていました。また、各社が来場者に自社のプロダクトや今後の方針について丁寧に説明している様子や、展示物の配置、スタッフの立ち位置などから学ぶことが多くありました。
今後カンファレンスにブースを出すときには、今回学び取った工夫をココナラ流にアレンジして取り入れたいと思います。

コードラボ・キャリア相談会

Day3では公式チュートリアル「コードラボ」に取り組むイベントが開かれており、参加者のみなさんが興味のあるコードラボにもくもくと取り組んでいました。
私はJetpack ComposeでUIを作成するコードラボに取り組み、画像の切り取りやスクロールの実装方法を学びました。不明点は会場のスタッフの方々に質問できるため、途中でスタックしてしまうことなくスムーズに履修できました!

また同じ会場内では「キャリア相談会」も開かれており、ベテランAndroid開発者の方にキャリアや学習に関して相談する機会がありました!
先着順で人数制限がありましたがなんとか相談枠を獲得し、日頃のアウトプットについて相談させていただきました🙏

まとめ

ここまで紹介した催し以外にも、特定のテーマについて話し合えるMeetUpや、Bugdroid(ドロイド君)をモチーフにしたネイルアートを体験できるコーナーが開かれるなど盛りだくさんの3日間でした!

バリスタコーヒー美味しいコーヒーのサービスもありました!

普段の業務ではなかなか触れられない分野の知見を得られたことに加え、技術者が持つべき視点・スタンスも学ぶことができたと思います。
今回で学んだことを活用しながら、Androidアプリ開発者としてレベルアップしていきたいと思います。

ココナラでは、一緒に事業のグロースを推進していただける様々な領域のエンジニアを募集しています。Androidアプリ開発だけでなく、フロントエンド領域・バックエンド領域などでも積極的にエンジニア採用を行っています。少しでも興味を持たれた方がいましたら、エンジニア採用ページをご覧ください。

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