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AIにもまさる筋肉駆動開発のススメ 〜エンジニアが筋トレで爆速成長する理由〜

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はじめに

好きな言葉はハードコーディング!
こんにちはフロントエンドエンジニアのじんじんです!
日本一マッチョなエンジニアを目指して、日々筋トレと業務に励んでいます!!

そんな僕が筋トレとエンジニア業務を始めて 1 年が経ち、エンジニアは筋トレで驚くほど成長できると強く感じました!

今回は筋肉が日々のエンジニア業務にどのような影響を与えたのか、なぜエンジニアだからこそ筋トレの成果を出しやすいのかを、実体験を元にお話していきます!

私の技術スタックは以下の通りです。

  • ベンチプレス:110kg
  • デッドリフト:150kg
  • スクワット:130kg(若干ズルしているかも)

エンジニアこそ筋トレをすべき理由

計画力・マネジメント力・問題解決能力が向上する

筋トレは自分の身体の究極アジャイル開発です。週単位でスプリントを組み、日々の進捗を体重計やジムのアプリで可視化します(おすすめは筋トレ Memo)。
「今週はベンチプレスの重量を 2.5kg 上げる」という小さなマイルストーンを設定し、達成できなければ KPT にて振り返りを行います。

筋肉に「なぜ肥大しないのか?」と 1on1 ミーティングをすることもあります。もし筋肉が「おやすみがほしい」と持ちかけてくれば、積極的に休ませることを検討します(筋肉は無言ですが)。

エラーや不具合のストレスを軽減できる

デプロイやビルドが失敗した時、以前なら「うわああああ」となっていましたが、鏡の前でポージングをすることで、「この筋肉を持っている俺が、エラーの一つを解決できないわけがない」と力が湧き出てきます!

ストレス発散にも効率的で、エラーやバグに苦しめられた時の怒りをバーベルにぶつけることで、心の負荷分散ができています。
実際にデッドリフトのマックス更新したときは実装がうまくいかなかった日でした!
人間は精神的ストレスよりも先に肉体的なストレスを解消します。つまり、筋トレで負荷をかけることにより、それを和らげることにエネルギーが使われ、いつの間にか精神的ストレスが弱まっていることが多いのです!

ロジカルシンキングで効率的なトレーニングができ、成長が速い

よくトレーニーは「脳筋だね」と言われることがあり、一定共感することはできます。
しかし僕は論理的な脳筋になるべきだと考えています!
筋繊維のつながり方、栄養素など、論理的な思考を巡らせたうえで、ただひたすらコミットして刺激を求めることが大事です。

この観点で考えたとき、まずエンジニアは数値管理が得意です。重量、回数、セット数、休憩時間まで全てデータ化することが容易です。

また、特定部位のトレーニングは一つのメソッドのようなものとして捉えることができ、適切なアウトプットを生み出すことができるのです!
例えば、胸筋上部を鍛えるインクラインダンベルプレスを関数として考えてみましょう。

// 胸筋上部を効率的に鍛える関数
function makeUpperPectoralMuscle(
  benchAngle: number, // ベンチの角度(30-45度が最適)
  dumbbellPosition: number, // ダンベルを下ろす位置(乳首より上)
  weight: number, // 重量
  reps: number // 回数
): MuscleGrowthResult {
  // 前提条件:胸椎から肩にかけての筋繊維の走行を理解
  const muscleStructure = analyzePectoralMuscleAnatomy();

  // 最大限のストレッチを効かせるための計算
  const optimalStretch = calculateMaxStretch(benchAngle, dumbbellPosition);

  // 実行・脳筋タイム
  const result = performInclineDumbbellPress(optimalStretch, weight, reps);

  return {
    pumpLevel: "maximum", // 最大級のパンプを実現
    muscleActivation: result.upperPectoralActivation,
    nextRecommendedWeight: weight + 2.5,
  };
}

このように、構造を理解したうえで、適切な引数(ベンチ角度、ダンベル位置など)を渡すことで、期待するアウトプット(胸筋上部の最大限の刺激)を得ることができるのです。
こういった考え方はエンジニアの特権ですね!!

脳機能アップによるパフォーマンス向上

筋トレにより血流が改善され、脳への酸素供給量が増加します。
これは単なる感覚的な話ではなく、科学的に証明された事実です。

有酸素運動により海馬の体積が増加し、記憶力と学習能力の向上が期待できます。また、運動は脳由来神経栄養因子(BDNF)の分泌を促進し、神経細胞の成長と保護に寄与します。

さらに、定期的な運動はドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の分泌を促し、集中力の向上とストレス軽減効果をもたらします。つまり、複雑な問題解決や長時間のコーディング作業においても、より高いパフォーマンスを発揮できるようになるのです。

実際に、運動習慣のあるエンジニアは、デバッグ作業における集中力の持続時間が長く、新しい技術を習得する効率も向上する傾向にあるという研究報告もあるとかないとか。

人との繋がりが広がる

筋トレを始めてから、社内での人間関係が大きく変わりました。

まず、会社に「ゴリマッチョ部」という部活を設立しました。トレーニングを通じて、これまで業務上でしか関わったことがない他部署の人たちと話す機会が自然と増えました。「今日はどこを鍛えたんですか?」「そのプロテイン美味しいですか?」といった何気ない会話から始まり、気づけば仕事以外の話題でも盛り上がるようになりました。

特に印象的だったのは、少し怖いと思っていた PDM(プロダクトマネージャー)の方との関係性の変化です。筋トレという共通の話題ができたことで会話量が増え、その結果として同じプロジェクトでの進行が格段にスムーズになりました。以前は必要最低限のコミュニケーションしか取れていませんでしたが、今では気軽に相談や提案ができる関係性を築けています。

また、筋トレキャラが定着したことで、社内での認知度も上がりました。「筋肉の人」として覚えてもらえる要素が増え、他部署の人からも声をかけられる機会が増えました。技術的なスキルだけでなく、キャラクター性も含めて覚えてもらえることで、様々な場面でコミュニケーションが取りやすくなったと感じています。

筋トレが実は諸刃の剣にもなる

業務が忙しくてジムに行けないと精神が崩壊する

リリース前の忙しい時期にジムに行けないと、まるで本番環境にアクセスできない時のような焦燥感に襲われます。
「筋肉がロールバックしてしまう...」という不安で夜も眠れません。
およそ 3 日連続で筋トレできなかったタイミングで仕事のパフォーマンス低下が見え始めます。。

仕方のないことではありますが、朝トレに切り替えたり、せめて食生活の見直しなどで心を落ち着かせなければなりません。

パソコンを掴む力加減がわからなくなる

筋力が向上した結果、MacBook Pro を持つ力加減を間違えてしまうことがあります。
「優しく扱わないと...」と思いながらも、前腕の発達により力が入ってしまい、TouchBar を押し込んでしまうことも。

キーボードを叩く力も強くなり、タイピング音がメカニカルキーボード並みに響くようになりました。
ジムではバーベルやダンベルのガッシャンはご法度です。それと同様に PC に触れるときも細心の注意が必要です。

まとめ

以下の理由からエンジニアこそ筋トレをするべきですし、筋肉を急速に発達させられます。

  • 計画力・マネジメント力・問題解決能力が向上する
  • エラーや不具合のストレスを軽減できる
  • 脳機能アップによるパフォーマンス向上
  • 人との繋がりが広がる

とはいえ筋トレはときに諸刃の剣となって自分に襲いかかります。
細心の注意を払ったうえで筋肉駆動開発で、筋肉系エンジニア界隈を盛り上げて行きましょう!!

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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