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24卒入社 内定者インターン バックエンド編

2024/05/24に公開

はじめに

こんにちは!プロダクト開発部バックエンド開発グループ配属になりました唐揚げ君です(このあだ名ではほとんど呼ばれていない、、)。
4 月に入社してからは早いもので、もう今年の GW も終わってしまいました 🥹。
実はココナラでは、1 月から 3 月までの期間で内定者に対してインターンを実施していました!
今回は私がインターンを通じて得た学びや、バックエンド開発グループのインターンではどのようなことをするのかを紹介していきます!
ココナラの選考を受けるか検討している人や私と同じような実務未経験でエンジニアになろうとしている人に少しでも役に立てれば幸いです!

簡単な経歴と自己紹介

Web エンジニアになろうと思った最初のきっかけは、大学入学初年度がコロナの影響でオンライン授業となり、「暇だから何か新しいことをしてみよう!」と思い立ち、プログラミングを勉強し始めたことが始まりです。
そこから、YouTube や書籍などで独学し、Web スクレイピングで仮想通貨の値段を取得し、含み損・含み益を自動計算するツールを作ったり、GAS を使って所属していたサークルの事務作業を効率化させるといったようなことをしていました。
ちなみに大学では政治学科に所属しており、大学の授業でプログラミング関連のことを学んでいたわけではないです。

大学 3 年になり、周りの友達も徐々に就活モードになっていく中で、自分の将来を色々と考えた結果、エンジニアの道に進もうと決意しました。
そこから某プログラミングスクール(賀来賢人さんが CM に出ている企業のところ)に通い、いくつかの企業から内定を頂きましたが、熟考の末、ココナラに入社することに決めました。
内定承諾後に別の内定者から「学生団体向けの会計アプリを作って大学に売り込もう!」と誘われたので、一緒にアプリ開発をしていた時期もありました!

内定者インターンについて

概要

  • 期間:1~3 月
  • 頻度:週 2,3 日、自分の都合に合わせて調整可能
  • 給与:時給制
  • 勤務体系:基本的には出社、ただし遠方の人はリモートも可

今年の内定者インターンは、エンジニアとデザイナーの内定者が全員揃った 1 月 16 日に開始されました。ただ、1 月中は卒論や卒業研究で忙しい人もいたので、本格的にインターンに参加したのは 2 月からという人もいました。

頻度としては週に 2,3 日が目安とされていましたが、それはあくまでも目安です。
実際はメンターの先輩と相談の上で、ほぼ自由に調整できます。
インターンのせいで長期の海外旅行に行けないなどということはありませんので安心してください!笑

3 ヶ月という長期のインターンなので、アルバイトと同じ扱いになります。
そのため勤務時間に応じて給料が発生するので、私はインターン開始前にそれまで働いていたバイトを辞めて、その時間をインターンに充てるようにしました。

インターンを実施する目的として、業務だけでなく先輩方とのコミュニケーションに慣れるということもあるので、勤務体系は基本的に出社となっていました。ただし、遠方に住んでいる人はアパートなどがまだ準備できていないうちはリモートで勤務することも可能でした。

インターンでの実施内容

インターンでの実施内容は同期全員が共通で行うものと、それぞれの部署によるものがありました。

共通

  1. 全社員必須の研修
  2. 労務関係
  3. 「プロダクトを知る」

バックエンド開発グループ独自

  1. 開発ツールの申請とインストール
  2. 環境構築
  3. ミーティング
  4. 開発
  5. メンターとの振り返り

それでは、簡単に実施内容を振り返っていきます。

1. 全社員必須の研修

ここではエンジニアに関わらずココナラの全ての社員が理解しておかなければならない事項をオリエンテーションで説明されたり、e-learning と呼ばれるオンライン研修ツールを使用して学習していきました!
具体的には、セキュリティ研修、ハラスメント研修、インサイダー取引防止マニュアルなどです。
新卒 1 年目が 4 月中に研修で学ぶような内容だと思ってもらえればイメージしやすいかと思います。

2. 労務関係

人事の方から労務関係についての説明を受けました。
内容としては、勤怠管理ツールや社内の申請用アプリなどを登録し、使用方法をレクチャーされるといったものでした。

3. 「プロダクトを知る」

こちらはココナラに入社したけどココナラのサービスを使ったことがない、又はあまりよくわかっていない、といった社員たちが開発環境でココナラのサービスを体験してみるというハンズオン研修です!
開発環境にアクセスして実際に会員登録をし、サービスを出品・購入するという体験をしました。
私自身も入社面接を受ける前にココナラのサービスについて調べましたが、実際に使ってみたことはなかったので、自分が開発していくサービスや機能を理解するのにとても役立ちました。
「ここは改善した方がいいな」、「なんでこの機能がないんだろう」といった視点をもってサービスを利用してみるのが面白かったです!

4. 開発ツールの申請とインストール

ここからはエンジニアらしい内容になっていきます。
まず最初に、バックエンド開発グループのメンバーが普段利用している色々なツールを使えるようにするという作業がありました。
ものによっては情報システムグループの ICT チームに申請が必要なものや、GitHub などとアカウント連携させなければならないものもあり、思った以上に時間がかかったのを覚えています。
今まで使ったことのないツールばかりだったので、バックエンドエンジニアになった実感が徐々に湧いてきました笑。

5. 環境構築

環境構築には正直かなり苦戦をしました笑。
バックエンドで扱っているリポジトリは数多くあり、一先ず使用頻度の高いものだけは全て環境構築を終わらせることになりました。
README を読みながらやりつつ、わからないことがあったら、
過去の先輩たちが環境構築で躓いた点をメモした社内文書を探し、
それでも手が止まってしまったら先輩に聞くという作業を繰り返していました。
わからないことだらけだったため、5 日間も環境構築に費やしてしまいました笑。

6. ミーティング

業務の雰囲気や開発の流れを掴むために、インターン中は日々のミーティングに参加していました。
サービスの仕様も分からなければ、開発に関係する用語もわからなかったため、
日本語で話しているのに話されている内容が一切わからなかったです笑。
何回も参加しているうちに、社内のミーティングがどのように行われているのかに慣れていくことができました。

メンターの先輩から、まずはわからない用語が聞こえたらできるだけメモして、あとで調べるという方法をおすすめされたので、ミーティング中は理解することよりも、とにかくわからない言葉をメモすることを意識していました。
インターンの初めには宇宙人の会話を聞いているような感覚でしたが、インターンが終了する頃にはミーティングの内容の 2~3 割は理解できるようになりました!

7. 開発

環境構築が終わるといよいよ実際の開発に取り掛かり始め、二つのタスクを完了させることができました。
インターンの最初に任されたタスクはエラーログを修正するというもので、
今回の開発の目的としては、ココナラでの開発フローに慣れるというのが目的でした!
コードの修正自体は 2 行で終わる簡単なものでしたが、そもそものエラーを再現するのに苦戦しました。
2 つ目のタスクは、管理画面でユーザーが PRO 認定になっているかどうかを一目で判別できるようにするために、PRO 認定されているユーザーはユーザー名の後ろに PRO 認定のマークが表示されるようにするというものでした!
ココナラにおける PRO 認定についてご存じない人もいると思うので、簡単に説明します。
PRO 認定とは、ココナラの出品者の中でも「品質」「納期」「情報管理」の 3 つの観点で高い基準を満たしたサービスを出品するユーザーに付与される特別な資格のようなものです。
このタスクも修正自体は 1 行で済みましたが、ココナラの内部ではどのようにしてユーザーが PRO 認定になっているのかを判定しているのかを調べたり、修正したコードが意図した挙動になっているかをテストするのが大変でした。

8. メンターとの振り返り

インターンの勤務時間が 10~19 時だったので、その日に行ったことを日報に記入してメンターの先輩に報告するという時間が 18 時から 30 分間設けられていました。
その日に学んだことやわからなかったことを先輩に聞いてみたり、フィードバックをもらったりすることができました。
この振り返りの 1on1 で新たな学びを得ることが一番多かったかもしれません。

インターンを終えて

よかったこと

1. エンジニアの 1 日の業務の流れが理解できた

エンジニアの仕事というと 1 人で黙々と作業するのがメインで、ミーティングは 1 日 1 、2個くらいだと思っていたのですが、実際には3、4個ある上に上司との 1on1 もあるので、想像以上にコミュニケーションをとる機会があるのだと感じました。
誰がどのようなタスクをやっていてどれくらいの進捗状況なのかを把握したり、その週を振り返って個人の KPT を洗い出して今後に活かそうとするミーティングがあったりして、最初のうちは自分の中の勝手なエンジニア像とのギャップがありました。
インターンを通じて、そういった自分の中の勝手なエンジニア像を取り除くことができ、正式入社以降の自分の働く姿をイメージしやすくなったのはよかったと思っています。

2. 実務での開発手順に慣れることができた

実務での開発手順に慣れることができたのもインターンでのいい経験だと思っています。
ココナラでは、実装する前に開発に着手するための承認として、その実装によって起こり得るリスク、実装後の挙動を確認するテストケースなどを記述し、それらの承認をマネージャー陣からもらう必要があります。
今後の開発でも社内フローを何度も通過していく必要があるので、インターン中の2つのタスクをこなしたことで、ココナラでの開発フローの順序を理解できました。

3. 社会人としての生活に体を慣らすことができた

インターンに参加した最大のメリットはこれかもしれません笑。
大学 4 年時は就活も終わって授業もほとんどなかったので、アラームをかけずに好きな時間に起きる生活に慣れきっていました。
春休みのうちから週2、3回会社員としての生活に体を慣らしておくことで、4 月 1 日からいきなり始まる週5日の労働に、体が拒絶反応を起こすことがなかったので、そこがインターンをやっていて一番よかったと思っています!笑

苦戦したこと

1. どこを修正すればいいかわからない

今までは個人開発しかしたことがなく、全ての機能や設計を理解し覚えているというのが当たり前でした。
しかし、実務では全部の機能を完全に把握していることなどできず、他人が書いたコードを理解したり、どのような仕様になっているのかを自分で調べるということが必要になると痛感させられました。
また、そもそもわからないことの調べ方がわからず、思考停止で手が動かなくなってしまうこともありました。

2. 質問することをためらってしまう

先述にあったように、わからないことの調べ方もわからないので、同様に何から質問すればいいのかわからず、インターンが始まったばかりの時は先輩たちに質問するのを躊躇してしまいがちでした。
「こんな初歩的なことを聞いていいのか」、「そもそも何聞けばいいんだっけ?」と思いながらも勇気を出して質問してみると、先輩たちは丁寧に教えてくれました。
質問するのは座席が近い人に聞くことが多かったのですが、定期的に他の先輩たちも困っていることがないか聞きに来てくれたので、質問するのを過度にためらうことはなくなりました!
基本的には、インターネットや社内文書で調べられそうなことは、10〜20 分調べて無理そうだったら先輩に質問することを意識するようになりました。
逆に、先輩たちに聞かなければわかるはずのないことは、悩むだけ時間の無駄なので、すぐ質問するようになりました!

終わりに

内定者インターンについての紹介と私自身の振り返りはいかがだったでしょうか!?
正式に入社してから約 2 ヶ月になりますが、もうすでにインターンが懐かしく感じています笑。
これからも定期的にテックブログに唐揚げ君が出没するので、新卒エンジニアがどのように成長していくのかを温かく見守ってもらえると幸いです。

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皆さんと働けることを楽しみにしています!!

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