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Kotlin Fest 2024の参加レポート

2024/07/01に公開

こんにちは。
株式会社ココナラのアプリ開発グループ、Androidチームのジェレミです。

今回は6月22日(土)に開催されていたKotlin Fest 2024に参加してきましたのでレポートします。

Kotlin Festとは

Kotlin Festは「Kotlinを愛でる」をビジョンに、Kotlin™に関する知見の共有と、Kotlinファンの交流の場を提供する技術カンファレンスです。
5年ぶりにオフライン形式で開催されました。
ココナラではAndroid開発にKotlinを採用しています。

参加したきっかけ

オンラインのカンファレンスには参加したことがありましたが、オフラインでの参加はなかったので、現地の雰囲気を感じてみたかったからです。
また興味があったKMP、Compose Multiplatform、K2 Compilerや業務で使っているCoroutines、テスト、Composeなど、魅力的なセッションが多かったことで興味をもちました。
最後にアーリーバードチケットもあり、一般チケットより手頃に購入できたので参加しやすくなりました。
have a nice kotlin fest

会場の雰囲気

会場はベルサール渋谷ファーストの2階でした。
2つのホールがあり、それぞれのホールで異なるセッションが開かれました。冷房が効いていて、wifiも完備されていたので、快適にセッションを聞けて良かったです。
スポンサーブースもあり、ことり、ひよこスポンサーのブースが設置されていました。企業側で用意されたノベルティもあり、またKotlin Quizを出している企業もあったので、楽しめました。
奥には軽食、果物も用意されていて、バリスタの方が作ってくださったコーヒーも無料で提供されました。
充電ができる休憩スペースもあり、ゆっくりすることもできます。
コーヒー
休憩スペース

印象に残ったセッション

【招待セッション】KotlinConf 2024 を後から256倍楽しむためのヒント

海外の大規模のカンファレンスの情報をより楽に取得できる方法が印象的でした。
YouTubeからセッションのscriptを取得し、ChatGPT-4oを使って10個の箇条書きに要約してもらって、気になるセッションを見るという方法でした。
海外のカンファレンスはセッションが多かったり、英語だったりするので、見るにはなかなかハードルが高かったので、今後活用してみたいと思います。

まだ JUnit を使ってるの? kotest を使って快適にテストを書こう

Assertionが分かりやすく、Kotlinの機能を活用できる部分が魅力的でした。
Clueを使ってログを分かりやすくしたり、Arbを使ってエッジケースのテストを明瞭に網羅できたりするところもすごく良いと思いました。
ココナラではJunitを使っており、直近にテストケースの命名を分かりやすくする方法について議論した事があったので、kotestのSpecを使うのも改善の一つの手段になりそうです。
Junitと共存もできるので、少しずつ導入してみたいと思います。

Jetpack Compose: 効果的なComposable関数のAPI設計

Composeコンポーネントの使用場面や目的に合う引数の定義に関するセッションでした。
引数にはstate hoisting、slot API、デフォルト引数など選択肢があり、これらをいつ使うべきかの例があって分かりやすかったです。
ココナラではデザインシステムを導入しており、coreモジュールやfeatureモジュールでそれぞれに合うコンポーネントを作っているので、とても参考になりました。

参加して見た感想

Kotlinに関する情報にたくさん触れる事ができて有意義で良い時間でした。
運営、登壇された方々もそうですが、参加者もうなずきながらセッションを聞く姿を見て集まっているみんなが本当にKotlin好きだと感じました。
登壇者に直接質問ができたり、懇親会でエンジニアと交流できたりしたのはオフラインで参加して良かったと思いました。
業務でも活用できそうな内容もあったので、今後導入してみたいと思います。
ノベルティ
Kodee

さいごに

ココナラでは、一緒に事業のグロースを推進していただける様々な領域のエンジニアを募集しています。Androidアプリ開発だけでなく、フロントエンド領域・バックエンド領域などでも積極的にエンジニア採用を行っています。少しでも興味を持たれた方がいましたら、エンジニア採用ページをご覧ください。

https://coconala.co.jp/recruit/engineer/

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