「ポートスキャナ自作ではじめるペネトレーションテスト」をVSCodeのdevcontainerで動かす

はじめに

オライリー・ジャパンより発行されている書籍「ポートスキャナ自作ではじめるペネトレーションテスト」のハンズオン環境が、オライリー・ジャパンの以下のリポジトリにて公開されています。
https://github.com/oreilly-japan/pentest-starting-with-port-scanner

こちらの環境はdocker composeで複数のコンテナを立ち上げ、そのうち一つのコンテナに入って作業を行うことを前提とされており、そのためのスクリプトなども用意されています。ですが、一々コンテナに出たり入ったりするのは面倒ですし、どうせコードも書くならある程度リッチなエディタもあったほうがいいので、VSCodeのdevcontainerで動かすための設定ファイルを書きました。

成果物

以下のGistに上げておきました。devcontainer.jsonファイルをダウンロードし、上記のサポートサイトリポジトリの直下の.devcontainer/devcontainer.jsonに配置して下さい。

拡張機能とVSCodeの設定は、とりあえず2章で使用するPython関係のみ設定しています。サンプルコードを見る限り3章以降ではPythonは使わないようですが、 私がまだそこまで読み進めていないので、その辺は適宜更新していく予定です。 ぜんぶ読み終わりましたが、特に更新する必要もなさそうなのでこのままにしておきます。各々使いやすいようにカスタムしていただければと思います。