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2世代差でHashcat benchしてみた
はじめに
PCのパーツを新調したところ、特に意識したわけではないですがちょうど同じぐらいのランクで2世代後のパーツになりました。せっかくなのでこの機会にWSLでGPUを使う環境も整えて、CPU・GPUそれぞれで2世代間のハッシュ計算性能差を計測してみました。
環境
- OS:Kali linux(WSL)
- CPU:Ryzen7 2700 → 7700X
- GPU:GeForce GTX1060 → RTX3060
- Hashcat 6.2.6
- 各1回のみ計測
結果
すべての結果は以下のGistにまとめました。
先頭4つをピックアップしてグラフにしてみました。
ハッシュ形式にもよりますが、CPUでは2世代間で約5~9倍程度の性能差、GPUでは2世代間で約2倍程度の性能差があります。また、やはりハッシュ計算におけるGPUの計算能力は圧倒的で、Ryzen 2700から圧倒的に性能が上がっていることが分かったRyzen 7700Xですら、RTX3060と比較したら概ね5~8倍程度の差をつけられています。
まとめ
ぶっちゃけ世代が新しくなっても中身って大して変わってないんじゃないのと思ってましたが、ちゃんと相応の進化をしてました。
かがくの ちからって すげー!
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