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Laravel10でAuth0を利用する
パッケージの説明
LaravelでAuth0を利用する場合は、laravel-auth0、composerのパッケージ名としてはauth0/loginを利用することになります。
先日リリースされたLaravel10では、以下の表のように、つい1週間ほど前に程リリースされたバージョン7.5.0以上を利用する必要があります。
SDK Version | Laravel Version | PHP Version | Support Ends |
---|---|---|---|
7.5+ | 10 | 8.2 | Feb 2025 |
8.1 | Nov 2024 | ||
7.0+ | 9 | 8.2 | Feb 2024 |
8.1 | Feb 2024 | ||
8.0 | Nov 2023 |
パッケージのバージョンによる問題
普通に利用すればいいじゃん?って話なのですが、この laravel-auth0
はマイナーバージョンでドラスティックな変更を行っています。
具体的には
ということで、リリースノートにはいろいろ書かれているんですが、ドキュメントが現時点では更新されておらず、サンプルも動きません。
サンプルに関しては7.4.Xでも動きませんでしたが。
7.5.Xの利用方法
具体的にどうすればいいのかというと、auth.php
の設定部分をリリースノートに記載されてる状態に変更します。
'defaults' => [
'guard' => 'auth0',
'passwords' => 'users',
],
'guards' => [
'auth0' => [
'driver' => 'auth0.guard',
'provider' => 'auth0',
],
],
'providers' => [
'auth0' => [
'driver' => 'auth0.provider',
'repository' => 'auth0.repository',
],
],
既存バージョンからのアップデート
既存の7.4.X以前からのアップデートの場合は、auth0.php
を一旦新規に作成し直すことをおすすめします。
php artisan vendor:publish --tag=auth0-config --force
テストではActingAsAuth0User
トレイトを利用していたかと思いますが、deprecatedですので、Impersonate
を利用します。
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