【2025 年 5 月更新!】 Google Cloud 認定資格コンプリート!約 1 年間のロードマップと勉強方法を共有します!
こんにちは! 第四開発部門所属の小林由暁です!
昨年 4 月、「転職後 1 年以内に Google Cloud 認定資格をコンプリートした経験」についての記事を公開しました。私自身、転職前は Google Cloud を含めたパブリッククラウドに関する業務経験が全くなかったことから、未経験から挑戦される方々の参考になればという思いで、当時の勉強方法や試験の概要をまとめたものでした。
2025 年 5 月となり、 Google Cloud を取り巻く状況や認定資格にも変化が見られます。そこで今回は、以前の記事をベースに情報をアップデートし、特にこの 1 年間での資格制度の変更点や、英語での資格試験受験に関するポイント、更新に備えて私自身が準備している内容などを加えて、改めて Google Cloud 認定資格についてご紹介したいと思います。
Google Cloud 未経験で資格取得に興味がある方はもちろん、最新情報を知りたい方、英語での受験を検討されている方にとっても、この記事が皆さんのモチベーション向上や具体的な学習計画の一助となれば幸いです。
はじめに
クラウドエース入社前は、別の会社に 2020 年にインフラエンジニアとして新卒入社し、 3 年間ほど在籍していました。
主な業務としては、アカウント管理システムの設計、構築業務を担当しており、その間にサーバの基礎やネットワークの基礎などを経験することができました。
クラウドエース入社後には、以下の理由で資格取得を通じて自己研鑽することを決めていました。
※ クラウドエースへは、 2023 年 5 月に入社
- パブリッククラウドに関する知見が欲しかった
- 正しくドキュメントを読み解く力が欲しかった
- 何かしらの自分の武器が欲しかった
資格取得のメリット
各資格の紹介をする前に、まずは、私の主観ではありますが、資格取得に関するメリットを 3 点共有します。
-
Google Cloud (パブリッククラウド)に関して知見を効率的に深めることができる
- 資格を通じて体系的に Google Cloud を学ぶことができるため、効率良く学習することが可能です。
- また、 Google Cloud を通じてクラウドを用いた設計の思想やベストプラクティスを学ぶことができるのもメリットとなります。
※ 他パブリッククラウド独自のサービスやベストプラクティスも存在します。
-
ドキュメントを正しく読み解く力が身につく
- 「資格を保有している = その分野を熟知している」だけではなく、「資格を保有している = 特定の分野について正しく情報を参照することができる」ことが資格取得の一番のメリットであり、身につく力かと考えています。
-
Google Cloud パートナー企業向けのプログラムに活かせる
- パートナー企業の方向けのメリットとなります。
-
Google Cloud Partner Top Engineerのアワード受賞に近づける
- 2024 年 までの情報となり、2025 年に変更になる可能性もあります。
-
Google Cloud Partner All Certification Holdersの受賞
- 2025年 より追加されたプログラムです。
- Google Cloud にて定義された対象認定資格を全て保持することで認定されます。
- パートナー企業に在籍の方は、本記事を参考に挑戦していただけますと幸いです。
概要
学習スケジュールやロードマップに入る前に、各資格の簡単な概要と主観を交えた難易度について解説します。
各資格の概要と難易度区分
- 各資格の難易度は、後述するスケジュール内の受験したタイミングでの内容をもとにしています。
- 各資格の有効期限は、プロフェッショナル資格が 2 年となっており、その他の試験は 3 年です。
- 資格名が強調されたものは、 2024 年 4 月から 2025 年 5 月までに変更があった箇所です。
- 各資格の詳細については、以下のページよりご確認ください。
難易度 | 資格名 | 学習範囲 |
---|---|---|
低 | Cloud Digital Leader (CDL) | クラウドコンピューティングの基本的な概念、ビジネス価値、そして Google Cloud の主要なサービスやユースケースについて、技術的な詳細には深入りせず幅広く学びます。 |
中 | Associate Cloud Engineer (ACE) | Google Cloud Platform を利用したアプリケーションのデプロイ、インフラストラクチャの構築、モニタリング、基本的な運用管理に関する実践的な基礎知識を習得します。 Cloud Digital Leader の範囲をより技術的に深く掘り下げます。 |
中 | Associate Data Practitioner (ADP) ※ 1 | Google Cloud 上でのデータに関する基本的な概念、データの収集・変換・分析・可視化といったデータライフサイクルに関連するタスク、そして基本的な機械学習の概念について学びます。データ関連の基礎スキルを証明します。 |
中 | Associate Google Workspace Administrator (AGWA) ※ 1 | Google Workspace 環境のセットアップ、ユーザー管理、サービス設定(Gmail, Drive, Calendar など)、基本的なセキュリティ構成、デバイス管理など、 Google Workspace の管理に必要な基礎知識とスキルを習得します。 |
中 | Professional Cloud Architect (PCA) | Google Cloud テクノロジーを活用し、ビジネス目標達成のためのスケーラブルで高可用性、かつ堅牢で安全なクラウドソリューションを設計、計画、実装、管理するための専門知識を習得します。技術的な意思決定やベストプラクティスに関する理解が問われます。 |
低 | Professional Cloud Database Engineer (PCDE) ※ 1 | Google Cloud の各種データベースサービス(Cloud SQL, Spanner, Bigtable など)に関する深い知識に基づき、スケーラブルでパフォーマンスが高く、安全なデータベースソリューションの設計、構築、移行、運用管理、トラブルシューティングを行うための専門知識を習得します。 |
中 | Professional Cloud Developer (PCD) | Google Cloud を利用したスケーラブルで高可用性を持つクラウドネイティブアプリケーションの設計、開発、テスト、デプロイ、モニタリングに関する専門知識を習得します。各種コンピューティングオプションやデータストアの選択、 CI/CD パイプラインの実装などが含まれます。 |
中 | Professional Data Engineer (PDE) | Google Cloud 上で、データの収集、変換、保存、分析を行うためのデータ処理システムの設計、構築、運用、保護、モニタリングに関する専門知識を習得します。機械学習モデルの運用準備も含まれることがあります。 |
中 | Professional Cloud DevOps Engineer (PCDOE) | サイトリライアビリティエンジニアリング(SRE)と DevOps の原則に基づき、 Google Cloud を活用して、効率的な開発ライフサイクル、迅速なサービス提供、高可用性と信頼性を実現するためのシステムの設計、構築、運用に関する専門知識を習得します。 |
中 | Professional Cloud Security Engineer (PCSE) | Google Cloud Platform 上での安全なインフラストラクチャとアプリケーション環境の設計、開発、管理に関する専門知識を習得します。 ID 管理、ネットワークセキュリティ、データ保護、コンプライアンス管理などが含まれます。 |
中 | Professional Cloud Network Engineer (PCNE) | Google Cloud Platform のネットワークアーキテクチャと各種ネットワークサービス( VPC, ロードバランシング, Cloud Interconnect, VPN など)を活用し、高性能で安全なネットワークインフラストラクチャの設計、実装、管理、最適化に関する専門知識を習得します。 |
高 | Professional Machine Learning Engineer (PMLE) ※ 1 | Google Cloud の Vertex AI や関連サービスを活用し、ビジネス課題解決のための機械学習モデルの設計、構築、トレーニング、評価、デプロイ、モニタリング、最適化を行うための専門知識を習得します。データ準備からモデルの本番運用までをカバーします。 |
※ 1: 2025 年 5 月時点で英語版のみです。
資格に関しての弊社紹介記事
それぞれの記事が作成された年月日を確認し、学習に活かしてください。
◾️ 2025 年 5 月以前に作成された記事
- Professional Data Engineer 完全攻略ガイド:データエンジニアリング基礎編
- Professional Data Engineer 完全攻略ガイド:データ取り込み編
- Professional Data Engineer 完全攻略ガイド:データストレージ編
- Professional Cloud Security Engineer 試験 完全攻略ガイド 2025
- Professional Machine Learning Engineer 認定試験範囲の解説
◾️ 2024 年 4 月以前に作成された記事
-
Professional Google Workspace Administrator 認定試験範囲の解説
※ Professional Google Workspace Administrator は、現在の Associate Google Workspace Administrator に近い内容となっています。 - Professional Cloud Architect 2023
- 日本語化された Professional Cloud DevOps Engineer 認定試験範囲の解説
- Professional Cloud Security Engineer 完全攻略ガイド 2022
学習スケジュールとおすすめのロードマップについて
スケジュールについて
※ 1: 1 年以内の合格を目標としていたため、かなりタイトなスケジュールとなっています。その点を考慮した上で、参考にしていただければと思います。
※ 2: 資格名は略語で記載しております。
※ 3: ADP についての記述はありませんが、2025年4月から学習を始め、同月に取得しています。
- 資格取得以外の要素について簡単に解説します。
-
Web サービス構築
- 未経験での入社となったため、最初に Google Cloud 上に Web サービスを構築する課題に取り組みました。
- Google Cloud 上にサービスを構築することで Google Cloud に関する基礎知識とドキュメントの参照方法について学ぶことができました。
- 構築する際には、「 Google Compute Engine 」や「 Cloud Load Balancing 」などの Google Cloud を利用する上でよく利用するサービスを取り扱いました。
-
英語学習
- 私自身、初めての英語資格の受験であることと英語が不得意なこともあり、早い段階で基礎的な文法から復習を始めました。
- 無料で学習できるアプリなどもあり気軽に実践でき、無理のない範囲で学習することを心がけていました。
-
Web サービス構築
各資格取得に費やした時間
- 各資格共通して受験日までの日数で学習する時間を変えていました。
- 2 週間前〜当日までは、平日 1, 2 時間ほど、休日は 5 時間ほど勉強していました。
- 2 週間以上前は、 1 時間ほど勉強する日や全く勉強しない日などもあったため、平均して 30 分ほどだったかと思います。
- また、日中は通常の業務があったため、業務後に学習をしていました。
ロードマップについて
※ 1: 資格名は略語で記載しております。
- 基本的なロードマップとしては、上記の通りになるかと思います。
- Google Cloud に関する基礎を学ぶ場合は、上記の PCA までの合格で十分かと考えられます。
- それ以降の資格については、各個人の興味のある分野順に受験するのを推奨します。
- 他クラウド資格などでクラウドに関する基礎知識を学習している場合は、
Associate Cloud Engineer
やPCA
から始めても基本的に問題ないです。
学習方法について
教材
- 模擬試験の学習
- Google Cloud 認定資格から各資格のページに飛ぶことができ、その中から模擬試験を受験できます。
- 試験で出題されるものと同様の形式のため、受験前には必ず一度受けた方が良いです。
- 約 20 問前後が出題されます。
- Skills Boost for Partners
- Google Cloud に関するあらゆる学習コンテンツを元に学習を進めることが可能です。
- 全ての資格ごとに学習パスが用意されていることとコースに沿ってハンズオンラボを実施できるのが強みです。
- Skills Boost for Partners は、パートナー向けのコンテンツのためご自身の状況に応じて利用してください。
- 別途、 Skills Boost もあり、こちらは月単位で
$29
のサブスクリプション契約でコンテンツを利用可能です。
- 個人の検証環境
- 自身の Google Cloud アカウントで実際に環境構築を実施することも可能です。気になるプロダクトなどは、実際に手で触った方がより理解が深まります。
- 無料使用期間中であれば、 $300 のクレジットが利用できるため、こちらも有効活用してください。
- 問題集
- 書籍やプラットフォーム上で販売されているものを利用することで理解を深めることができます。
筆者が実際に取り組んだ対策
私は、全ての資格で以下の方法を基本に学習を進めました。
-
認定試験ガイドの確認
- まずは、試験範囲について簡単に理解します。
- この段階では、各サービスの詳細については、深いところまで理解せずに「わかる」「わからない」を区別します。
-
Skills Boost for Partners で基礎学習( or ブログなどで概要理解)
- 「わからない」点が数多く存在するため、 Skills Boost for Partners を使って理解を深めました。
- このフェーズについては、ブログ等の学習でも問題ないかと思います。(私も実施)
-
公式ドキュメントの内容を自身でまとめる
- 理解した内容を自分の言葉でまとめることで、理解の定着を目指します。
- サービス名と特定の用語の紐付けなどを行って、試験時に回答できるように表などを作って学習を進めます。
- この段階で再度、認定試験ガイドを確認し、全ての内容が問題なく理解できることを確認します。
- スプレッドシートを使ってオリジナルの問題集を作成するのも有効です。
- 私は、英語が得意ではなかったため、英語の資格の場合は、特にこのフェーズに注力しました。
-
知識の定着
- 2 と 3 は理解できるまで繰り返しました
- このときに必要に応じて問題集を購入しました。
-
模擬試験の受験
- 受験前の最終準備として模擬問題を解きます。
- 最終的に全ての問題が回答できるまで繰り返しました。
試験時のコツ
-
時間配分
- プロフェッショナル資格とそれ以外で試験時間に違いはありますが、どちらも時間不足になるケースは少なかったです。
- 一度回答した問題も再度確認することが可能なため、時間配分はかなり楽にできるかと思います。
-
回答に迷ったとき
- 全ての資格で共通していますが、よりシンプルな回答が答えになるケースが多かったです。
- また、明らかに誤っている内容の選択肢が出現することも多々あったため、 2 択ぐらいに絞った後に上記点を考慮するとより答えに近づくかと思います。
英語の問題文、回答文の読み方のコツ
英語の問題で 1 つ読めない単語があった場合、他の文章を読むのが困難になるケースがあります。私自身、語学力の問題で PMLE に一度不合格になったことがあります。(それ以外に原因があった可能性も多分にある)
ここでは、私の経験をもとに英語の問題文で頻出した単語や文法について紹介します。
まずは、以下の単語や文法を覚えた上で問題文に取り組むことで、解きやすくなるかと思います。
単語
英単語 | 日本語訳・意味 | 例文 |
---|---|---|
app |
アプリ ( application の略) |
We deployed our web app using Google App Engine. (私たちは Google App Engine を使ってウェブアプリをデプロイしました。) |
analyze |
分析する |
Let's analyze the log data with BigQuery. (BigQuery でログデータを分析しましょう。) |
process |
処理する |
You can use Dataflow to process streaming data. (Dataflow を使ってストリーミングデータを処理できます。) |
store |
保存する、保管する |
We store large amounts of unstructured data in Cloud Storage. (私たちは Cloud Storage に大量の非構造化データを保存しています。) |
solution |
解決策、ソリューション |
Google Cloud offers various solutions for machine learning. (Google Cloud は機械学習のための様々なソリューションを提供しています。) |
need |
~する必要がある |
We need to set up a Cloud SQL database for our project. (私たちはプロジェクトのために Cloud SQL データベースをセットアップする必要があります。) |
want |
~したい、~が欲しい |
I want to train a custom model using Vertex AI. (私は Vertex AI を使ってカスタムモデルをトレーニングしたいです。) |
user |
ユーザー、利用者 |
Manage user access and permissions with Cloud IAM. (Cloud IAM でユーザーアクセスと権限を管理します。) |
team |
チーム |
Our team built a CI/CD pipeline using Cloud Build. (私たちのチームは Cloud Build を使って CI/CD パイプラインを構築しました。) |
real-time |
リアルタイムの |
Pub/Sub enables real-time messaging between applications. (Pub/Sub はアプリケーション間のリアルタイムメッセージングを可能にします。) |
migrate |
移行する |
We plan to migrate our on-premises servers to Compute Engine. (私たちはオンプレミスのサーバーを Compute Engine に移行する予定です。) |
番外編:更新に向けた取り組みについて
時の流れが非常に早いですが、2025 年より各プロフェッショナル資格の更新が始まります。
更新に向けた学習方法や注意点についても共有したい内容があるため、番外編として紹介させていただきます。
更新に向けた学習方法について
更新の場合に同様の学習方法を 1 から実施する場合は、時間もかかる上にモチベーションを保つことも難しいため、 AI ツールを活用することとしました。
詳しくは、別途記事を作成する予定ですが、以下のフローで AI ツールを活用することにより、前述した「筆者が実際に取り組んだ対策」の全体の時間を削減することができました。その結果、比較的短時間の学習で 2025 年 4 月に ADP に合格することができました。
- Gemini Deep Research で取得する資格の情報収集を実施
- NotebookLM に Deep Research で収集した内容をインプットし、学習パスの作成や模擬問題の作成を依頼
注意点
Google Cloud 認定資格を更新する際の主な注意点は以下の通りです。
-
再認定期間:
資格の有効期限が切れる 60 日前 から再認定試験の受験が可能になります。
余裕をもって準備・受験計画を立てることをお勧めします。 -
再認定方法:
原則として、更新したい認定資格に対応する 最新バージョンの試験 に合格する必要があります。
プロフェッショナル資格については、 2025 年 5 月時点で「更新専用の短い試験」や「簡易的な更新プロセス」は基本的に存在しません。新規受験者と同じ試験を受験します。 -
試験内容のアップデート:
Google Cloud のサービスは常に進化しているため、再認定試験の出題範囲も更新されている可能性があります。
現在の 試験ガイド を必ず確認し、最新のトピックに対応できるように学習し直す必要があります。以前合格した時の知識だけでは不十分な場合があります。 -
受験予約と費用:
通常の試験と同様に、試験配信パートナー( Webassessor など)を通じて受験予約を行います。
再認定のための特別な割引はなく、通常の 受験料 がかかります。
ただし、認定資格合格時に割引特典(受験費用 50% オフ)を入手しているため、活用していただければと思います。 -
公式情報の確認:
認定資格に関するポリシーは変更されることがあります。
必ず Google Cloud 認定資格の公式サイト や CertMetrics からの通知を確認し、最新かつ正確な情報を参照するようにしてください。
番外編:成功のために取り組んだ内容
ここからは、具体的な勉強方法ではなく、私の体験談をベースに勉強中に発生した悩みやその対処法について紹介します。
長期間の学習で疲れた場合は
- 長期的に勉強をする場合は、体力の消耗などもあり、継続することが難しくなるかと思います。
- 私の場合は、全く勉強をしない日や期間を設けて離れるようにしました。(映画鑑賞や散歩、スポーツなど)
周囲の協力
- クラウドエースでは内部で資格についての勉強会などがあり、それらに参加することで知見を深めました。
- また、多くの合格者が在籍しているため、合格者から試験の傾向や対策を共有していただくことで、合格に近づくことができました。
時間管理、集中力維持のために
- 集中力を高める最適な時間配分として
ポモドーロ・テクニック
と呼ばれるものがあります。 - 時間配分は調整可能ですが、一般的には
25 分+ 5 分休憩の 4 セット
の形になっています。 - 集中力維持のための方法は、他にもありますが、私は上記の方法をベースに学習を 10 月以降進めていました。
学習を始めるために
- 学習を始めるまでのハードルが高くなることが多いかと思います。私は、以下の方法で学習環境を工夫することで勉強を進めました。
-
カフェなどの外出先で学習(気分転換)
- 自宅で学習をする場合は、誘惑が多いため、外出先でよく勉強していました。
- 他には、音楽を聴きながら学習をするなども有効かと思います。
-
業務後すぐに学習
- 業務終了後に別のことを始めてしまうとそのまま勉強しないことが多々ありました。
- 業務後に 30 分だけ時間を取って、集中力を切らさないようにしました。
-
カフェなどの外出先で学習(気分転換)
まとめ
この記事では、 Google Cloud 未経験から約 1 年間で認定資格をコンプリートした私の経験に基づき、 2025 年 5 月時点の最新情報(資格体系の変更点、英語試験、更新プロセスなど)を盛り込んだ学習ロードマップと具体的な勉強方法をご紹介しました。
私自身、クラウド未経験からのスタートでしたが、資格取得を通じて Google Cloud に関する知識を体系的に深められただけでなく、特に「ドキュメントを正しく読み解く力」が向上し、実務でのトラブルシューティングやアーキテクチャ設計において大きなメリットを実感しています。これは、資格取得を目指す上での強力なモチベーションになるはずです。
記事内では、おすすめの学習順序、 Skills Boost や公式ドキュメントの活用法、模擬試験の重要性、英語試験特有の対策、さらには AI ツールを活用した更新準備や、学習を継続するためのヒント(休憩、周囲の協力、時間管理、環境作り)まで、幅広く解説しました。
Google Cloud 認定資格の取得は、決して簡単な道のりではありませんが、計画的に学習を進め、この記事で紹介した情報やヒントを活用すれば、必ず達成できる目標です。全冠を達成した経験から、その努力に見合うだけの価値とメリットは間違いなくあると断言できます。
これから挑戦される皆さんの学習が実を結び、目標とする資格を取得できることを心から応援しています!頑張ってください!
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