Apigee の SET UP WITH DEFAULTS で作成されたリソースを削除する
はじめに
クラウドエースの吉田です。
先日 Apigee を触ってみようと思い、軽い気持ちで SET UP WITH DEFAULTS ボタンを押したところ、
自動で様々なリソースが作成されてしまい、その後処理に追われることになりました。
今後、そのような状況になっても困らないよう、SET UP WITH DEFAULTS によって作成されるリソースの削除方法を紹介いたします。
本記事では各リソースの解説は行わず、削除方法のみの紹介となります。
作成されるリソース
- Apigee 組織
- Apigee 環境
- Apigee インスタンス
- IP アドレス
- 静的内部 IP アドレス
- 静的外部 IP アドレス
- VPC ネットワーク ピアリング
- 外部アプリケーション ロードバランサ
- バックエンド サービス
- SSL 証明書
削除する前に確認するもの
どのリソースを削除すればよいかを判断するために、一部リソースの内容を確認しておきます。
Apigee インスタンスの IP
-
Google Cloud コンソールの Apigee インスタンス ページに移動します。
-
環境が
test-envとなっているインスタンスを選択します。

-
インスタンスの詳細が表示されるので、
IP rangeを控えておきます。

外部アプリケーション ロードバランサ フロントエンドの IP
-
Google Cloud コンソールの ロード バランシング ページに移動します。
-
apigee-lb-で始まるロードバランサを選択します。

-
ロードバランサの詳細が表示されるので、フロントエンドの
IP:ポートを控えておきます。

Apigee の組織名
-
右側の Try this method の parent 部分に
organizationsと入力します。

-
[Execute] を選択します。
-
このとき、API を実行するアカウントを聞かれる場合がありますが、Apigee リソースを作成したプロジェクトに対して権限のあるアカウントを選択してください。
-
以下のようなレスポンスが返ってくるので、該当するプロジェクト ID の
organization部分を控えておきます。
{
"organizations": [
{
"organization": "Apigee の組織名",
"projectIds": [
"プロジェクト ID"
],
"projectId": "プロジェクト ID"
}
]
}
リソースを削除する
必要な情報がそろったので、リソースの削除を行っていきます。
外部アプリケーション ロードバランサ
バックエンド サービスと SSL 証明書も同時に削除します。
-
Google Cloud コンソールの ロード バランシング ページに移動します。
-
apigee-lb-で始まるロードバランサにチェックを入れます。

-
[削除] を選択します。
-
一緒に削除するリソースとして「バックエンド サービス」と「SSL 証明書」が表示されるので、両方にチェックをいれます。

-
[ロードバランサと選択したリソースを削除] を選択します。
VPC ネットワーク ピアリング
-
Google Cloud コンソールの VPC ネットワーク ピアリング ページに移動します。
-
servicenetworking-googleapis-comを選択します。

-
ピアリング接続の詳細が表示されるので、インポート済のルートの送信先 IP 範囲が、Apigee インスンタンスの
IP rangeと一致しているか確認します。

-
一致していれば [削除] を選択します。
-
確認のウィンドウが表示されるので [削除] を選択します。

IP アドレス
-
Google Cloud コンソールの IP アドレス ページに移動します。
-
Apigee インスタンスの
IP rangeと IP アドレスが一致する、内部 IP アドレスにチェックを入れます。 -
ロードバランサ フロントエンドの
IP:ポートと IP アドレスが一致する、外部 IP アドレスにチェックを入れます。

-
[静的アドレスを解放] を選択します。
-
確認のウィンドウが表示されるので [解放] を選択します。

Apigee インスタンス
-
Google Cloud コンソールの Apigee インスタンス ページに移動します。
-
環境が
test-envとなっているインスタンスを選択します。

-
[DELETE] を選択します。

-
確認のウィンドウが表示されるので、
Confirm by typing the following below:の後に表示されているテキストを入力します。

-
[DELETE] を選択します。
※ Apigee インスタンスの削除には時間がかかる場合があります。
Apigee 環境
※ Apigee インスタンスが残っている場合、Apigee 環境は削除できません。
-
Google Cloud コンソールの Apigee Environments ページに移動します。
-
test-envを選択します。

-
Environments details が表示されるので、インスタンス部分が空欄になっていることを確認し、空欄になっていない場合、インスタンスの削除が完了するまで待ちます。

-
[DELETE] を選択します。
-
確認のウィンドウが表示されるので、
Confirm deletion by typing:の後に表示されているテキストを入力します。

-
[DELETE] を選択します。
Apigee 組織
-
右側の Try this method の name 部分に
organizations/<Apigee の組織名>の形式で入力します、<Apigee の組織名>の部分は前段で控えていた Apigee の組織名に置換してください。 -
Apigee 組織データの保持期間を 24 時間に短縮する場合は、retention 部分を
MINIMUMに変更します。

-
[Execute] を選択します。
-
レスポンスの state が
IN_PROGRESSとなっていればOKです。
まとめ
これにて SET UP WITH DEFAULTS によって作成されたリソースの削除は完了です。
リソースの削除を通して、多少なりとも Apigee に必要なリソースについて学ぶことができたので、これはこれで良い経験になったかなと思います。
Apigee は SET UP WITH DEFAULTS とは別に CUSTOMIZE YOUR SETUP という、自分でセットアップする機能がもちろん用意されているので、興味のある方はぜひお試しください。
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