LookML プロジェクト削除手順
クラウドエースの小坂です。
データウェアハウス構築、最近は特に Looker を活用した分析環境構築プロジェクトのプロジェクトマネージャーをよくやっています。
今回は Looker で不要になった LookML プロジェクトの削除手順を紹介したいと思います。
削除の手順自体は非常に簡単なものですが、初めて LookML プロジェクトの削除を行った際に「あれ・・・モデルが消えてない」と自分自身が混乱したり、Deploy key の削除を忘れてしまったりしたので、備忘のために記事にしました。
ざっくりとした手順
- LookML プロジェクトのプロジェクト設定画面から LookML プロジェクト自体の削除を行う
- LookML プロジェクトの設定ページから、削除対象の LookML プロジェクトのモデルの削除を行う
- Github に登録している Deploy key の削除を行う
手順詳細
1. LookML プロジェクト自体の削除
まずはじめに LookML プロジェクト自体の削除 を行います。
-
開発モードを有効化する(Mac:
Control-Shift-D
Windows:Ctrl+Shift+D
) -
削除対象の LookML プロジェクトへアクセスする
https://[ホスト名]/projects/[LookML プロジェクト名] -
プロジェクト設定ボタンをクリックする
-
Delete Project
ボタンをクリックする
-
LookML プロジェクト名を入力し、表示される
Permanently Delete [LookMLプロジェクト名]
ボタンをクリックする
これで LookML プロジェクト自体の削除は完了です。
2. モデルの削除
LookML プロジェクトにはデータへのアクセス制御を行うために モデル というものが作成されます。
これはプロジェクト自体の削除を行っても自動的に削除はされず、こちらの手順で削除する必要があります。
-
LookML Projects の設定ページへアクセスする
https://[ホスト名]/projects -
Pending Projects
の中から削除を行った LookML プロジェクトを探し、Configure
ボタンをクリックする
-
Delete Model Configuration
をクリックし、モデルの削除を行う
これでモデルの削除も完了しました
3. Github に登録している Deploy key の削除
こちらの手順は Github を利用している場合の手順です。
他の Git プロバイダーを使用している場合にも同様に Deploy key の削除が必要になるかと思います。
Looker の Bare リポジトリ を利用している場合にはこちらの手順は不要です。
-
Github のリポジトリページにアクセスする
-
Settings
をクリックする -
Deploy keys
をクリックする -
Delete
ボタンをクリックして Deploy key を削除する
こちらで Deploy key の削除も完了です。
削除しなくても構いませんが、Deploy key が万が一流出した場合に、リポジトリの内容が書き換えられてしまうため、念の為削除しておくことをおすすめします。
もしリポジトリ自体も不要であれば、リポジトリ自体の削除を行ってください。
まとめ
簡単ではありますが意外と忘れがちなモデルの削除・Github 側の対応含めて LookML プロジェクト削除手順まとめてみました。
気が向いたら不定期に Looker に関する記事を投稿していこうと思います。
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