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【ベンチマーク比較】Macbook Air 歴代モデル

2023/12/01に公開

こちらはMac好きな自分のための簡単な記事(メモ)になります。

はじめに

Macを今買い換えるとどれくらいスペックが上がるのか!っていう悩みを抱えている皆さん(自分)のために、歴代Macbook Airの性能の推移をまとめました。ベンチマークはGeekBench6の値を採用させてもらいます。
GPUにはAPIがMetalとOpenCLがありますが、メジャーなOpenCLを採用します。
https://browser.geekbench.com/mac-benchmarks

モデルのCPUカスタマイズは最上位モデルで比較し、画像はAppleの公式サイトから引用しました。
プロセッサーの動作周波数(GHz)に関しては最大クロック周波数を載せています。

ベンチマーク比較

モデル プロセッサ コア数 GHz Single Multi GPU 外見
2024 Apple Silicon M3 8 4.05 3095 11606 29954
15-inch 2023
2022
Apple Silicon M2 8 3.49 3026 9649 26205
Late 2020 Apple Silicon M1 8 3.2 2334 8310 18725
Early 2020 intel i7-1060NG7 4 3.8 1204 3083 7382
2019
2018
intel i5-8210Y 2 3.6 918 1644 3280
2017
Early 2015
intel i7-5650U 2 3.1 1006 1819 3465
Early 2014
Mid 2013
intel i7-4650U 2 3.3 935 1770 3170
Mid 2012 intel i7-3667U 2 3.2 562 1124 538
Mid 2011 intel i7-2677M 2 2.9 504 944 -
Late 2010
Mid 2009
intel Core 2 Duo L9600 2 2.13 - - -
Late 2008 intel Core 2 Duo L9400 2 1.86 - - -
(無印) intel Core 2 Duo P7700 2 1.8 - - -

Mチップのココがすごい!

iPhone・iPad用のAチップをPCに転用!

MチップはiPhoneで培ってきた技術をPC用にしたものです。スマホ用CPUはSoC構造といい、CPU, GPU, メモリなどが1つのチップに集約されています。一方で一般的なPCはこれらが別々に構成されており、その分個別にアップグレードが可能です。SoC構造は個別アップグレードができない分、回路が物理的に短く消費電力が小さいのが特徴です。

iPhoneアプリがMacでも!

そしてMチップはiPhoneからそのままSoC構造になっています。M1 Macが出たときにバッテリーの持ちが良くなったのはこのおかげです。また、iPhoneと同じアーキテクチャなのでiPhone用のアプリを一発でMacでも使えるようなサービスをAppleは提供しており、なんと多くのiPhoneアプリがMacにもインストールできます

コアの役割分担

さて、Mチップにはコアにも特徴があります。他社のCPUコアと異なり高性能コアと高効率コアに分けられている点です。これによりパフォーマンスがより最適化され、バッテリー時間も伸びます。もちろんこの仕組みもiPhoneの転用です。

感想

こう見るとM1チップから性能が飛躍していると気付かされますね。処理性能とバッテリーの持ちの両面でどちらかを犠牲にすることなく大きく進化しました。EUが「Apple製品は部品交換(メモリなど)ができなくて環境に優しくない!」と仰っていますが、そのせいで性能が抑えられるのは勘弁です。

バッテリー時間についてですが、intelの世代は公式サイトでのインターネットの時間が長らく最大11hでしたが、M1チップから15hに一気に伸びました。現時点ではintelとベンチマークは大差ないですが、電力比では未だ圧倒的です。

おまけですが、外見は2018年と2022年で大きく変わったと言えるでしょう。2022年からは厚みが一定になり、ノッチが採用されました。筐体の大きさは変わらずに、画面が大きくなったのは嬉しいです。

是非、買い替えのタイミングの参考にしてください!

私はEarly 2020(最後のintel)を使っているのですが、ファンがうるさいためM3のMacbook Airが出たら買いたいです。
Macbook Air M3購入しました!発売日に届きます.(3/5追記)

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