[読書感想] ふりかえりガイドブック
Chapter 01 ふりかえりって何?
- チームの行動をすこしずつ変えていく活動
振り返りの 7 ステップ
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- 事前準備をする
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- 場を作る
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- 出来事を思い出す
- KPT 中にそういう時間を設けていただいているので、できている。
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- アイデアを出し合う
- アイデアというよりも報告になりがち?
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- アクションを決める
- 誰が が曖昧になりがち
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- ふりかえりそのものをカイゼンする
- これはできていないなー。
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- アクションを実行する
段階
- 立ち止まる
- 我々が今何をすべきか
- チームの成長を加速させる
- コミュニケーション、コラボレーションを促進
- ココはどうなんだろうなー。個人 KPT にすると結局個人で頑張るぜ!になってチームで頑張るにはなりにくいのかな〜
- プロセスをカイゼンする
- うまく行っている部分をより強化、うまく行っていない問題の解消
- 小さく少しずつやっていく
ファシリテーション
- チームの意見やアイデアを引き出す
- 発想を広げる
- アイデアを収束させる
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※ 司会進行じゃない
- 現状だと司会進行の側面でやってそうなので気をつける。自戒。
Chapter 02 振り返りの流れ
Chapter 01 の振り返りの 7 ステップを詳細に見ていく感じの章。
以下、かいつまんで。
思い出す
一人で思い出す時間とチームで共有する時間を分けると良い。
- 時系列データ ~どんなことが起こったのか~
- 事実 ~どんなことをしたのか~
- 感情 ~どんなふうに感じたのか~
アイデアを出す
これも一人で考える時間と共有する時間を分けると良い。
- チームが 次にすべきこと、 チームで 取り組みたいことを出す。
- 主語はチーム!
- 主語は個人になりがち?
アクションを決める・実行する
- 観点は、すぐに実行可能か、結果が計測できるか等。
- これも主語はチーム!
- アクション設定しても実はできてなくて、埋もれちゃうのは課題な気がするので、どこかにずっと見れるように残しておくと良いかもしれない。 notion にネクストアクション専用の DB 用意するとか。
ふりかえりをふりかえる
初回は良いけど、だんだんと言うこと無くなりそう?そんなこと無い?
ふりかえりのポイント
- まずはプラス、良かったところに目を付ける。
- ふりかえりはマイナスなことに目がいきがちなので、良かったことろに着目するようにしたいなーと改めて思った。
- 少しずつ変えていく
- 大きなアクションが必要だと心理的ハードルが高くなる
- 失敗を恐れずにチャレンジする
- うまくいかなかった部分を解決するためには問題のコアに向き合う。問題のコアを解決する際も一気にやるのではなく少しずつ変えていく。
感想
チームを主語としてアイデアを出していくのが大事かなーと思った。
例えば個人で KPT をしてチームで共有しても、個人的な Try だと「そうですか、頑張って!」ってなっちゃうよね。
Chapter 03 ふりかえりを始めるまで
ふりかえりは変化をおこすきっかけ。ふりかえり自体、最初はうまく行かないことが多いが少しずつ変えていこうというマインドが大事。
個人の現状と一緒に想いを共有していくのが大事。xx して嬉しかった、ooして困った等とか?
ふりかえりのふりかえりをする。
ふりかえりの感想やカイゼン点を話す。
発言しにくい雰囲気かな?とか、こうするとみんな発言しやすそうとか?
前回のふりかえりからどんな変化が起こったのか確認する。
前回のふりかえりのあと、何がうまくいったか、うまくいかなかったか、新たに何がわかったか等の変化を確認する。
Chapter 04 ふりかえりの進め方
なんのためにふりかえりをするのか目的を持つことが大事。ふりかえりをしたあとにどういう状態になっていたいか。
なんのために KPT 手法でふりかえりをしているのかふりかえってみようか?
目的が達成できればふりかえり手法は KPT じゃなくても良い。
代表的な目的
- チームの状況や状態を共有したい
- チームの成功を続けたい、良いところを伸ばしたい
- チームの失敗を避けたい、問題を解決したい
- 学びや気づきを共有して、新しい実験を生み出したい
- チームの信頼関係を高めたい
- 普段話さない、さまざまな視点からチームを分析したい
- チームの長期間の変化をふりかえりたい
- チームの未来やゴール像を描きたい
ふりかえりのステップ毎にに適切なふりかえり手法を組み合わせる。
ふりかえりのときは参加者全員がふりかえりに集中できるようにしたいなー。
リモートワークなので、ふりかえりに参加しているけど内職している人もいるかもしれないし、参加しているけど発言せずにずっとミュートの人もいるかもしれない。
これはふりかえりの目的があいまいで、「あ、別に参加しなくて良いや」ってなってしまうからかもしれない。
1週間の出来事をできれば感情付きで思い出す。
- xx を oo さんがやってくれて嬉しかった。
- xx を oo さんが巻き取ってくれて助かった。
- xx が大変で辛かった。
- oo さん、忙しそうで全然捕まらない。
掘り下げる。
- なんで嬉しかったか
- 言われずとも自分ごととして考えてボールを拾ってくれたから、等。
- なんで大変だったか。なんで大変なことが起こってしまったのか。大変なことが起こった結果どうなったか。
- 別業務もあり時間が逼迫していた。結果、残業した。等
アイデアを考える。
- 掘り下げた結果を更に良くするまたは解決できるようなアイデアを出していく。
- 大変であったら別の人にヘルプ求めるようにする、等
アクションを決める
- 計測できるアクションを作る
- 次のふりかえりでアクションをした結果、どんな変化があったか確認する。
- アクションはどこかに一覧で見れるようにしといたほうが良いかなー。
感想
- 目的が大事
- ふりかえりをした結果どんな状態になっていたいか。
- なぜ業務時間を割いてまでふりかえりをするのか。
- ふりかえりの時間があるからふりかえりをしてしまってたかもしれないなーと反省。
- なれてくると、だんだんこなす感がでてきてしまい、当初の目的を忘れがちになってしまうなー。
- 自分が主催したふりかえり MTG だから全部自分が用意して担わなきゃいけないと思ってたけど、主語をチームにすればちょっと意識変わるかな?
- 今まで出たアイデア、アクションは一覧で見れるようにしたほうが良い。
- 今までは 1 つの notion 記事に議事録としてまとめてただけで、一覧で見るのが難しかった
- データベースに入れるようにするか?
Chapter 05 オンラインでのふりかえりをするために
Miro は別なところで使ってみたけど、ふりかえりにもよさそうだなー。 notion のテキストだけだと気分が上がらないというか議事録感が出てしまうというか。使うことになったらふりかえり会までに用意しておいてもらうのは必須。最初は操作慣れないと思うので時間多めに取ったほうが良さそう。
そういえば、オフラインでふりかえりというものをした経験がたぶん無いなーw
Chapter 06 ふりかえりのマインドセット
この章はマインドセットの話。心構え的なこと。気になったところだけ書く。
- 失敗してしまったことがあった場合、その人を攻めない。出来事として客観視して分析する。
- まずは感謝
- xx したら失敗した -> xx に挑戦してくれて感謝。チームでもっと良くしていこう!的な?
- 出来事を多角的に捉える
- 問題を完全解決するような神の一手を考える必要はない。少しずつでも変化が起これば良い。
Chapter 07 ふりかえりのファシリテーション
ファシリテーションって難しいよなー。発言の意図を汲み取って参加者全員が分かるようにまとめ直さなきゃいけないときもあるし、自分しか発言してなくね?って思うこともあるし。特にリモートだと。性格もあるしリモートだとみんなでワチャワチャ話すっていうのが難しいっていうのもあるのかな。特に顔映ってないで音声だけだとさらに何考えているのかがわからんw、と思いつつ読んでいくー。
ファシリテーターは促す人とある。会社では、司会進行 = ファシリテート ってなってそう?話それるが、 fukabori.fm の人はファシリテートうまーーと思いながらいつも聴いている。
ふりかえりしている様子やメンバーの表情を観察し対話を促すとあるが、顔映さない人もいるので何考えているか分からないっていうのはやっぱりあるかもしれない。私も結構画面 OFF にしちゃいがちなので気を付けよう。
全員がファシリテーターであるという考え方にハッとさせられた。今自分がファシリテーターとしてやったいるふりかえり会は、ほとんど自分で回したり、意見聞いたり、こういうこと?っていうように汲み取ったり、議事録書いてったり、ネクストアクション書いたり、ということをしているのでたまにしんどい時がある。勝手に役割を見つけて動いてもらうにはどうすれば良いんだろうか。自分がファシリテーターじゃないふりかえり会のときも積極的に役割見つけて参加していこうかと思う。
Chapter 08 ふりかえりの手法を知る
KPT 以外やったことないーw
初回、それ以降のおすすめふりかえり構成が載っている。
初回のふりかえりをする場合のおすすめ構成
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- DPA
- ふりかえりのルールを設定する
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- KPT or YWT
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- +/⊿ (プラス / デルタ って読むらしい)
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- (良かったこと、うまくいったこと)と⊿(カイゼンしたいこと)を話し合ってアイデアを出し合う
- ふりかえりのカイゼンのアイデア出しをする
2 回目以降の構成
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- 感謝
- 文字とおりチームやメンバーに対して感謝を伝える。
- xx さん、 oo してくれてありがとう!
- チームのみんな、 oo してくれて助かりました!
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- KPT or YWT
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- ドット投票
- KPT や YWT で出たアイデアについて、このふりかえりでどのアイデアについて話し合うか決めるため。
- イベントとかで使っているテキストエディタに●シール貼ってくやつあるじゃん?あれのイメージ。
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- SMART な目標
- Specific 明確な・具体的な
- Measurable 計測可能な
- Achievable 達成可能な
- Relevant 適切な・問題に関連のある
- Timely/Timebounded すぐにできる/期限の決まった)
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- +/△
手法を全部書くのは大変そうだったので、ふりかえりの7ステップ に適したふりかえり手法があるんだなーとインデックス貼っておくくらいにしておく。