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ITスクールの授業4日目のまとめ:演算子のまとめ、その1(演算子とは? / 代入演算子 / 算術演算子 / 関係演算子)

2023/07/24に公開

前書き

1っ週目の授業が終わって、やっと2週目に入った。変数と入出力を簡単に学んだら、そろそろ変数間の演算を始めるところであるらしい。

今回は様々な演算をする時に必要となる「演算子」について学ぼうとすると。演算子の範囲が多くて、始めは日常でも使う簡単な演算子をまとめようとする。


演算子とは?

演算子とは、プログラミングで演算をコンピューターにさせるための記号である。

単純に数字型(整数や実数)を扱う演算子もあるが、論理型(TRUE / FALSE)または2進数を扱う難しい演算子もある。

また、データ型でなく、演算に何個の被演算子[1]が必要であるかによっても違う。


1)代入演算子  (+複合演算子)

代入演算子とは、2個の被演算子があると、1つの被演算子の値を他の1つに代入をする演算子である。また、代入する前に簡単な演算をして、その後代入をする「複合演算子」というものもあって、一緒にまとめてみる。

  1. 「=」:変数を学ぶ時から一番最初に教えてもらう演算しである。「=」の右にある値を、左の変数に代入する。
int i = 10; // 「=」の左の変数「i]に、右の「10」を代入する。

int j = 20; // 「=」の左の変数「i]に、右の「20」を代入する。

プログラミングがないと、そもそも「=」は「2つの被演算子の値が同じであること」を表すが、プログラミングでそれを意味する演算子は「==」である。後でもう一度まとめる予定である。

  1. 「+=」:演算子の右側を足し算した後、「=」の機能(右の値を左に代入)を修行する。左側の変数自分自身の値を演算する時、見やすくて有益である。
int a = 5; // a : 5
a = a + 5;  // a : 10

a += 5;     // 上の「a = a + 5;」と同じである。a : 15

3.「-=」:演算子の右側を引き算した後、「=」の機能(右の値を左に代入)を修行する。2番目のものと仕組みは同じで、引き算をすることが違いである。

int a = 15;
a = a - 5; // a : 10

a -= 5; // 上の「a = a - 5;」と同じである。a : 5

2) 算出演算子

算出演算子とは、小学校で学んだ四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)に「剰余演算」を加えた演算である。四則演算は知っていないはずであるが、「剰余演算」はまとめる必要がある。

剰余とは、数字aをbに割り算した後の余り数を示す。例えば5を2に割った後(小数点は計算しない。)余り数は1になる。剰余演算をすると、上記した剰余の数字が結果になる。剰余演算は制御文を使う解き、条件を限定することに有益で、よく使われる。

例えば、ある数字を2に剰余演算すると、偶数は値が「0」で、奇数は「1」しかでない。こういう規則を使って、「偶数である時」や「奇数である時」と制御文の条件が設定できる。

剰余演算をするためには「%」を使う。

int a = 5 % 2 // 5を2に割った余り数、1がaに代入

System.out.println("aの値 : " + a); // 「aの値:1」が出力

5つの算出演算子をまとめると下記のようになる。

int i = 5;
int j = 2;
		
System.out.println(i + j); // 「7」出力
System.out.println((double)i + (double)j); //「7.0」出力
System.out.println(i - j); // 「3」出力
System.out.println(i * j); // 「10」出力
System.out.println(i / j); // 「2」出力:少数点は捨てられる。
System.out.println((double)i / (double)j); //「2.5」出力:少数を含めて出力する。
System.out.println((double)i / j); //後ろのjを自動的にint -> doubleに変換して演算する。
System.out.println(i % j); // 「1」出力

3)関係演算子

関係演算子とは、2つの数において「大きいか、小さいか」とか、「同じであるか、異なるか」などの条件を掛けて、その条件がTRUE(真)やFALSE(偽)を値にする演算子である。演算の結果がTRUEやFALSEであるので、データ型は「boolean」型を使う。

  1. 「<, <=, >, >=」:2つの数字の大小を示すために使う。演算子の左の被演算子を右の被演算子に比べて、各「小さい(未満)」、「小さいか同じ(以下)」、「大きい(超過)」、「大きいか同じ(以上)」を表す。
boolean bigSmall;
bigSmall = 5 > 2; // 「5は2より大きいか?」 --> 正しいので、結果はtrueになる。
System.out.println(bigSmall);
bigSmall = 5 < 2; // 「5は2より小さいか?」 --> 誤っているので、結果はfalseになる。
System.out.println(bigSmall);
  1. 「==, !=」:2つの数字が同じか、異なるかを示すために使う。2つの被演算子の値が同じかを決めるためには「==」を、異なるかを決めるには「!=」を使う。
bigSmall = 5 == 2; // 「2は5と同じであるか?」--> 誤っているのでfalseになる。
System.out.println(bigSmall);
bigSmall = 5 != 2; // 「2は5と異なるか?」--> 正しいのでtrueになる。
System.out.println(bigSmall);
脚注
  1. 演算の対象になる、上記した数字や論理、2進数などなどを指す。 ↩︎

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