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スクールXテクニカル企画「アキメンター」に関して

2023/12/10に公開

はじめに

こちらの記事はLife is Tech ! Advent Calendar 2023の9日目の記事です。
✅ 8日目の記事はこちら:Discordに入らないでも投稿できるbot
✅ 10日目の記事はこちら:MUDSで過ごした約四年に基づくデータサイエンス

前提

みなさんこんにちは、初めましての人は初めまして、お久しぶりの人はお久しぶりです。色々やっています。しまとーです!Life is Tech!のアドベントカレンダーということでLit!的な自己紹介をするとすると、普段は火曜白金高輪校のAIコースであったり、秋葉原校のUnityコースであったりを担当しています。火曜白金に関しては今期から、秋葉原校に関してはもう3年目に突入した段階ですねー時が過ぎるのが早い!

他にもクラーク柏校の2年生授業スクールXのテクニカルメンターとして関わらせてもらっており、最近のLitでのお仕事は上記の4つがほとんどです!

さて今回はそんなお仕事の中で、スクールXのテクニカルメンターとして最近取り組んでいたプロジェクトに関してお伝えできればと思います!
メンターの皆さんにもメンバーの皆さんにも楽しんでもらえるように精一杯記事を書きましたのでぜひご一読ください!✨

そもそもスクールXって?

この記事をご覧の方の中にはもしかしたらもしかしたらスクールXに関して知らない方もいるかもしれません。
そんな方のためにまずはスクールXの説明から!🕶

スクールXとは2022年から始まったLife is Tech!の事業の一つであり、学校の枠組を超えて繋がるデジタル部活として発足したプロジェクトになります。

私は2022年の秋から関わらせてもらっており、最初の半年はUnityの班メンターとして、2023年の1年間はテクニカルメンターとして班を横断してのサポートをやらせていただいていました。

School Xに関してもう少し詳しく知りたい方は、以下の公式ホームページを参照ください!
https://project.life-is-tech.com/schoolx

何作ったの?

はい、ここまで長々と前置きを書いてしまいましたが、本題のテクニカル企画「アキメンター」に関して説明していければと思います。

「アキメンター」という言葉を聞いてみなさん何か連想するアプリはないでしょうか?
アキネーター
そう、アキネイターです。
アキネイターを知らない方のために説明をすると、ユーザの思い浮かべている人物を2択の質問の繰り返しを行うことで特定することができる!というアプリケーションです。
アキネータープレイ画面
日本の有名人やキャラクター、ネットミームの人物であっても高精度で当てることができ、質問に答えるだけで遊べて非常に楽しいのでもしやったことがない方がいれば以下リンクから遊んでみてください
https://jp.akinator.com/game

今回作成した 「アキメンター」 はそんな 「アキネイター」×「メンター」 のアプリケーションであり、ランプの魔人である「やむちゃ」の2択質問に答えていくことで最終的にユーザが予想しているメンターを特定してくれる機能を持ちます!

アキメンタープレイ画面
アキメンタープレイ画面

「アキメンター」内ではプレイするたびにランダムに7問の2択質問が表示され、それらに回答していくことで、その回答に一番そぐうメンターを表示するようになっています。

完成したアプリに関しては以下のunityroomリンクから遊べますので、ぜひSchool Xのメンターを思い浮かべながら遊んでみてください!
https://unityroom.com/games/akimator

制作背景

制作の様子

アプリケーション自体は非常にシンプルなものなので、実装自体は本当に数時間でできるものでした。
ただ、この 「アキメンター」 ただ制作しただけではありません。
実はSchool Xの 部員のみんなの開発時間と同じ時間帯 に並行して実装を進めたいったのです!2週に1度、1回につき2hほどの開発時間の中で、2回分の授業時間で0から完成し切ったものになっています。

さらにその作業の様子をYoutube配信し、ラジオとして聞いてもらっていました。
Youtube配信の様子

また配信の様子はアーカイブとして残して、実装の様子などが気になる方に後から参照してもらえるようにしました。
なぜこのような形式で実装を進めていったのかは後ほどの「そもそもなぜやろうと思ったの?」のパートで言及していきたいと思います。


制作の裏側

実装自体はSchool Xの時間中に全てやり切ったのですが、それ以外の事前のデータ回収、整形や素材作成はSchool X外でなるべく準備していきました。
企画自体は10月なかばから動き出しており、同じくテクニカルのらっしーねと一緒に会議を重ね、最終的に制作/配信はしまとー、素材制作/配信サポートはらっしーねと言ったように役割分担して準備を進めていきました。

やむちゃアキネイターにメンターを一意に特定してもらうため、15の2択質問を考え、事前にSchool Xのメンタ全員にGoogle Formで回答してもらいました。
回答の管理スプシ

素材に関してはさすがデザインの鬼のらっしーねが一瞬でバチイケのアキネイタートンマナの素材を作成してくれました!!

反響

制作時の様子に関してはYoutube配信をやっていた影響もあり、たくさんのコメントをいただきました!

また完成したアプリに関してはunityroomで配信していたため、部員の皆さんにも遊んでもらうことができ、下記のようなdiscord投稿が見られました。
discord投稿の様子

そもそもなぜやろうと思ったの?

School Xでテクニカルメンターを務めることになってもうすぐ一年が経ちますが、実は最初の半年間は1人でこの役割を担っていました。しかし、秋からは土曜クラスが統合され、突然テクニカルメンターが2人体制になりました。

テクニカルメンターが2人もいるのに、ただ質問に答えたり、班の様子を見回るだけではもったいないと感じました。そこで、テクニカルメンターだからこそできる何か、部員のみんなにとって触媒となるような企画を考えたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

最初は、私もらっしーねもUnityを専門としているため、Unityを使って何か面白いものを作るというアイデアから始めました。部員のみんなに楽しんでもらえるプロダクトを作りたいと考え、当初はMBTI診断のように質問に答えることで一番似ているメンターを示すアイデアを練りました。しかし、実装が複雑になるうえ、攻略性があまりないため、最終的にはアキネイター路線の現在の企画に落ち着きました。

制作過程も配信することにしました。ただブラックボックスのように突然完成させるのではなく、テクニカルメンターのパワーを示す表現として、Unityで開発する部員に0から未知の実装過程を見てもらいたいと考えました。当初はLive 2DモデルのVTuberとして配信を試みましたが、PCがUnity、OBS、VTube Studio、Zoomの負荷に耐えられず、断念しました。いつかリベンジしたいですね。

予定では、この記事が公開される12月9日には、スクールXでの「アキメンター」企画が実装を終え、リリースされるはずです。そのため、まだこの企画の反響や実際の影響に関しては、これから調査し、まとめていく段階にあります。願わくば、この企画が部員の皆さんにとって少しでも刺激となっていればと思います。

最後に

テクニカル企画を進めるにあたって、一緒に協力/制作してくださったらっしーね。企画進行にあたり、アドバイスやFB、広報をしてくださったCM/CAのやむちゃ、たき、つぼつぼ。アンケートや素材提供に協力してくださったすべてのスクールXメンターの皆さん。そして何より、配信に参加したりアプリを遊んでくれたりして企画を盛り上げてくれたスクールXの部員の皆さんに改めて感謝の気持ちをお伝えできればと思います!

またいろいろな場所で様々な企画ができたら嬉しいです!

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