NTTドコモの無料エンジニア育成プログラム体験記
概要
対象者:
無料のエンジニア育成プログラムやゲーム開発に興味がある人
内容:
NTTドコモのX-Tech Bridgeプログラムに参加し、メタバース3Dゲームを作成した体験記と成果報告
記事を読むとわかること:
X-Tech Bridgeプログラムの概要、参加方法、プログラム中に作成したメタバースゲームの具体的な内容や技術的な実装方法
序説
NTTドコモの無料エンジニア育成プログラムに参加していました
その感想と成果を記録したいと思います
X-Tech Bridge
2月にX-techに応募し、3月に説明会がありました。
参加方法は東京のオフラインの会場とzoomのオンライン会場2つから選ぶことができました。
また、PCはWindowsが推奨され、十分なPCを持っていない人向けにPCの提供もありました。
参加人数が100名ほどに対して応募者がそれ以上いたため、抽選で参加者が選ばれました。
成果
制限時間内に3つのギミックを乗り越えるメタバース(3dゲーム)を作成しました。
全体のマップは以下のようになっています。
既視感ありますか?気のせいですよ、気のせい。。。。
制限時間を超えたり、アトラクションから落ちてしまった場合ゲームオーバとなります。
制限時間
制限時間の実装は以下のブループリントで作成しました。
アンリアルエンジンでは、GUIでノードを繋いでプログラムを作成するブループリントまたはC++で作成することができます。
- 1秒ごとにEV_CountDownを呼び出します
- UIのタイマー表示を変更します
またEV_CountDonwは以下のブループリントで作成しました。
- UIと紐付ける
- 秒は1ずつ減らし格納する
- 分は秒を60で割った数に格納する
- もし秒が0になった場合、ゲームオーバのWidgetを呼び出す
水に落ちる判定
水に落ちる判定はとしてポイントは2つあります。
- 水はCharactorを透過させ、水の底はCharactorと衝突させる
- 衝突のイベントトリガーを設置する
ちなみにアクターはUnityのGameObjectにあたります。
Ninja Plaguin
アトラクションを超えるためには壁によじ登る必要がありますが、
この時Ninja Pluginを使用し実現しました。
ただ、UE5.3ではデフォルトでは動作できませんでした。
公式ドキュメントには特に書かれておらず、詰まったのですが
下記のようにブループリントを変更しました。
結言
ハッカソンの締切に追われすぎて、2日間ご飯を食べられなかったのですが、
その後、ラーメンは替え玉7杯まで食べることができました。
ラーメンの大食いに挑戦したい方は、ぜひハッカソンに出場してみてはいかがでしょうか?
Discussion