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Bubbleはパズル

2022/09/01に公開

はじめに

Bubbleはノーコード開発ツールの中でも、群を抜いて自由度の高いツールだと感じました。
詳しく記載されたサイトがありますので割愛しますが、ノーコードにはメリット・デメリットがありますが、デメリットを抑えたものだと思います。

ノーコードのメリット・デメリット

メリットは、開発しやすいという点に尽きます。
Iotや組み込みのノーコードは少ないですが、Webアプリなどはツールが豊富です。
自身のスキルにあったツール選びをすれば、効率的な開発ができます。

デメリットは、誰でも作れるため、大量のシステムが出来てしまう点です。
全社システムはサスケWorks、組織グループ内の共有用にNotionといったことができますが、増えていったシステムの管理が大変です。
増えたシステムを管理するシステムを作るといった本末転倒な事案も発生します。

ノーコード開発ツールは、特定の機能は強いですが、自由度が低いため、目的にあったシステムを1つのツールで実現するのが難しいです。

Bubble

まずは作成画面です。これは架空の航空会社のサイトを作ってみました。
ページ遷移なしで、1枚もののサイトなので、作成は1時間ほどです。
ほとんどパズル感覚で出来ます。Style設定はCSS/classを知っていれば応用が効きます。

ここまで出来ればモックとしても使えますね。

小技? ページ遷移の分岐処理

BubbleにはWorkflowという処理手順の設定ができます。
そして設定チェック機能があり、設定ミスがあればエラーを知らせてくれます。
最近、気づいたことで、エラーがあっても実行することが可能です。

Workflowでページ遷移は最後に入れないといけないですが、下記は途中にあるため、エラーが出てます。でも実行できます。

このエラー無視実行を利用することで、ページ遷移の分岐処理が出来ました。
(いづれ出来なくなるかも・・)

ログイン時に管理者権限があれば、先の判定にヒットして「facilitymanager」ページに遷移します。管理者権限がなければ処理が続行されて、「view」ページに遷移します。
ページ遷移だけなので、ページロード時に管理者権限がなくても「facilitymanager」は開ける問題は残ります。

これもモックを作るだけであれば問題ありません。

最後に

Bubbleは英語で分かりにくい点が多いですし、Bubbleに新規登録後にどうやってAppsを作成するのか分からなかったり、敷居は高いです。いや、結構高いです。

ですが、手探りながらやっていくと、思った以上に色々出来るので、すばやく暫定版として作成して、完成版はじっくり得意な開発言語で仕上げるという手もありそうです。

余談ですが、GridTableやTabControlなど欲しい機能がプラグインとして用意してありますが、個人開発者が有料で提供しています。ニッチなプラグイン作成で小銭稼ぎできるかもです。

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