C言語のあれこれ1(Hello Worldの解読)
はじめに
あるSNSでプログラミングを教えることになったことがきっかけで簡単にコードを作成するようになりました。二番煎じ三番戦時になりそうですが、ゴリゴリにHello Worldのコードを説明するコードが出来上がったためほかの人にも役立つかもしれないと思いこちらに残すようにします。
コードだけざっと見たいという方はこちらのgithubのページを参照してください
また、開発環境に関してもざっくり手順を記述しています。よろしければこちらも一読していただけると幸いです
HelloWorldのコード
コードだけで表示する場合は次のようになります
ファイル名:main.c
#include<stdio.h>
int main()
{
printf("Hello World");
return 0;
}
これはターミナルやコマンドプロンプト(CMD)上でHello World
と表示されるだけのコードになります。
今から説明する内容はぶっちゃけるとかなり後半にならないとわからないものが多数だと思われますので、今は、こんな用語があるんだ程度で大丈夫です。
それでははじめて行きます。
#include<stdio.h>
includeを利用してstdio.hの中身を利用する準備をします
コンパイル時に指定したファイルを展開します。
<>で囲った場合は特定の場所にあるファイルを、
""で囲った場合はこのファイルから相対パスで指定したファイルを展開します。
相対パスは自身のいるフォルダ(カレントディレクトリ)から見てどこにあるファイルなのかを指定したパス(ファイルやフォルダの場所を示した文字列)を指します。
ここではstdio.hのファイルを展開します。(もっと簡単に言うならコンパイル中の時にコピペするようなもの)
そのためstdio.hに記述されている関数や構造体、ローカル変数を利用することができます。
int main()
main関数を用意します
プログラムが走る一番はじめの関数
c言語やC++言語は戻り値はエラーがない場合は戻り値に0を、エラーがあった場合は0以外を帰らせます。
関数
関数は処理をまとめたものを指します。
基本的には戻り値は一つ、関数名は一つ、引数は複数定義することができます。
プロトタイプ宣言
先にこの関数があることを伝えるために記述します。こちらは複数定義することができます
戻り値 関数名(引数,[引数,引数...]);
関数の定義
関数の中身を記述します。こちらは一つしか指定できません。
戻り値 関数名(引数,[引数,引数...])
{
処理
}
関数を利用する場合は以下の通りになります。
戻り値を利用しない場合
関数名(引数,[引数,引数...]);
戻り値を利用する場合
戻り値の変数 = 関数名(引数,[引数,引数...]);
戻り値に値を入れる場合はreturnを宣言します。
戻り値を利用しない場合
return;
戻り値を利用する場合
return 戻り値の変数 or 値;
printf("Hello World");
printfという関数を呼びます
標準出力でコンソールに出力するための関数になります。
標準出力とは基本機能として標準的に用意されていることを指しており、標準出力や標準入力は標準的に用意された画面に対して出力を行うよ、標準的に用意されたキーボードから入力を行うよといったことを指します。
return 0;
return 0;で戻り値に0を入れます
C言語やC++言語ではこうすることで、アプリケーションにエラーがないことを伝えることができます。
最後に
ここまで長々と失礼しました。
こういったものを試してほしいや、こういう記述のほうが良いという感想があればぜひぜひコメントをください。
時間があれば試したのちに感想等を用意してまた記事を作成すると思いますので、今後ともよろしくお願いします。
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