LazyVim入れてみた
はじめに
YouTubeでNeovimのライブコーディング動画を見て、その操作の速さとかっこよさに惹かれて、自分も始めてみようと思いました。
今回は、「LazyVim」を実際に導入してみたので、その方法を共有します。
LazyVimとは
LazyVimは、Neovimをすぐに使い始められるように設定をまとめたものです。プラグインマネージャーのlazy.nvim
をベースに作られており、必要な機能があらかじめセットアップされているため、面倒な初期設定をスキップして快適な開発環境を手に入れることができます。
特徴
LazyVimの最大の特徴は、その名の通り「怠惰(Lazy)」に使えることです。具体的には以下のような特徴があります。
まず、インストールが簡単です。基本的にはGitでクローンするだけで、すぐに使い始められます。
次に、必要なプラグインが最初から入っています。LSP、自動補完、ファジーファインダー、Git統合など、モダンな開発に必要な機能が全て揃っています。
そして、設定がモジュール化されています。必要な機能だけを有効化したり、簡単にカスタマイズできる構造になっています。
インストール
それでは実際にインストールしてみましょう。私の環境はmacOS + Homebrewですが、他の環境でも基本的な流れは同じです。
事前準備
まず、Neovimの最新版が必要です。LazyVimはNeovim 0.9.0以上を推奨しています。
# Homebrewの場合
brew install neovim
# バージョン確認
nvim --version
LazyVimのインストール
公式サイトのインストール手順に従って進めていきます。
既存のNeovim設定がある場合は、バックアップを取っておきましょう。
# 必須
mv ~/.config/nvim{,.bak}
# 任意だが、推奨
mv ~/.local/share/nvim{,.bak}
mv ~/.local/state/nvim{,.bak}
mv ~/.cache/nvim{,.bak}
そして、LazyVimをクローンします。
git clone https://github.com/LazyVim/starter ~/.config/nvim
次に、starterリポジトリの.gitディレクトリを削除します。これにより、自分の設定として管理できるようになります。
rm -rf ~/.config/nvim/.git
これだけです!あとはNeovimを起動すれば、自動的にプラグインのインストールが始まります。
nvim
これでダッシュボードが表示されたら完了です🎉
さいごに
今回はLazyVimの基本的なインストール方法を紹介しました。実はLazyVimには便利なプラグインや設定がたくさんあるので、次回はカスタマイズ方法について詳しく紹介したいと思います。
慣れるまで大変だけど、習得したら開発速度も上がると思うので、ぜひ一緒にVimmerを目指してみましょう!

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