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Mac に CMake をインストールする

2025/01/12に公開

概要

CMakeとは

CMake(Cross-Platform Make)は、プログラムのビルドを自動化するためのツールです。
通常、C/C++ プロジェクトのコンパイルやビルド手順を簡単に管理できるようにするために使われます。
プラットフォーム(Windows、macOS、Linux)や使用するコンパイラ(gcc、clang、MSVCなど)に依存せず、共通の構成ファイル(CMakeLists.txt)を用いて、ビルド環境を構築できる利点があります。

CMakeでできること

  1. Makefileの生成
    ソースコードのビルドに必要な Makefile や プロジェクトファイル を自動生成します。
  2. 依存関係の管理
    必要なライブラリやコンパイルオプションを簡単に指定・管理できます。
  3. クロスプラットフォームサポート
    同じコードベースで複数のOSやコンパイラでビルド可能です。

インストール手順

  1. CMake公式のダウンロードページを開きます
  2. Binary distributionsで、お使いのMacOSのバージョンに合った.dmgファイルをダウンロードします。
  3. Applicationsにインストールします
  4. インストールしたCMakeのGUIを起動します
  5. CLIで、sudo "/Applications/CMake.app/Contents/bin/cmake-gui" --installを実行します
  6. cmake --versionでCMakeがインストールされたことを確認します

基本的な使い方

  1. プロジェクトのルートディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドでビルド用ファイルを生成します
    cmake .
    
  3. Makefileが生成された後、通常は以下のコマンドでビルドします
    make
    

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