🧲
Mac に CMake をインストールする
概要
CMakeとは
CMake(Cross-Platform Make)は、プログラムのビルドを自動化するためのツールです。
通常、C/C++ プロジェクトのコンパイルやビルド手順を簡単に管理できるようにするために使われます。
プラットフォーム(Windows、macOS、Linux)や使用するコンパイラ(gcc、clang、MSVCなど)に依存せず、共通の構成ファイル(CMakeLists.txt)を用いて、ビルド環境を構築できる利点があります。
CMakeでできること
- Makefileの生成
ソースコードのビルドに必要な Makefile や プロジェクトファイル を自動生成します。 - 依存関係の管理
必要なライブラリやコンパイルオプションを簡単に指定・管理できます。 - クロスプラットフォームサポート
同じコードベースで複数のOSやコンパイラでビルド可能です。
インストール手順
- CMake公式のダウンロードページを開きます
- Binary distributionsで、お使いのMacOSのバージョンに合った.dmgファイルをダウンロードします。
- Applicationsにインストールします
- インストールしたCMakeのGUIを起動します
- CLIで、
sudo "/Applications/CMake.app/Contents/bin/cmake-gui" --install
を実行します -
cmake --version
でCMakeがインストールされたことを確認します
基本的な使い方
- プロジェクトのルートディレクトリに移動します。
- 次のコマンドでビルド用ファイルを生成します
cmake .
- Makefileが生成された後、通常は以下のコマンドでビルドします
make
Discussion