「内側」から理解する Flutter 入門
モバイルアプリ開発の選択肢の1つとして大きな人気を得ている Flutter フレームワーク、みなさんはその「内側」を理解して使いこなしているでしょうか? この本では、Flutter が UI を作り上げるための中心的な役割を担っている「Element ツリー」に着目しながら、多くの入門書では触れられない Flutter の内側を研究します。 "Everything is a Widget" の考え方にもある通り、たしかに Flutter は Widget の使い方さえ知っていればある程度のアプリ開発が可能な、素晴らしい API デザインの上に構築されたフレームワークです。 しかし、そのフレームワークの内側を理解することは、Flutter の公式ドキュメントから得られる情報の理解をさらに素早く正確なものにし、アプリの規模が大きくなってもバグなく重くならないアプリを実現するためにとても重要です。 この本は、 Flutter フレームワークが提供するさまざまな API のドキュメントとソースコードを読みながら Flutter の仕組みを理解し、よりよいアプリ開発ができるようになることを目的とした1冊です。
Chapters
はじめに
Element とは何か
Element がツリーを構築するまで
.of(context) とは何か - InheritedWidget と StatefulWidget の使い道
Widget の表示・非表示を切り替えるベストな方法を考える
リビルドの発生源を理解する
Provider + notifyListeners() でリビルドが発生するまで
provider の read() / watch() / select() とその仕組み
provider と StatefulWidget を使い分ける
Element ツリーから見る provider と riverpod の最大の違い
inspectable パッケージが Widget ツリーを可視化できる理由
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Author
フリーランスの Flutter アプリ開発者です。講師もします。 Flutter の画像切り抜きパッケージ crop_your_image を開発・公開しています。 pub.dev/packages/crop_your_image Books で「内側から理解する Flutter 入門」販売中。
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