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LPIC 101、102に合格した勉強法

2020/11/15に公開

はじめに

2020/11/14 LPIC 101に
2021/01/23 LPIC 102に合格しました。
LPIC level1獲得を記念して、合格するまでにどういった勉強をしたのかをまとめておきたいと思います。

勉強開始前のスペック

  • 模擬試験(白本)での正解率20%程度(合格ラインは60%以上が目安と思われる)
  • 基本的なコマンド(grep、lsなど)は使ったことはあるが、細かいオプションまでは知らない
  • vimキーバインドでコードを書いているので、viの基本操作はある程度知っている
  • Linuxでの現場経験が多少ある

やったこと

試験に申し込む

まず退路を断ちました。
LPICの受験料は庶民には高い(税込み16,500円)ので、絶対に落ちるわけにはいきません。

サボり癖が激しい自分対策のため期間内で合格いけないというプレッシャーをかけることにしました。

twitterで宣言するなどの手も駆使して、自分を追い込んでいます。

時間を作る

新しいことを学ぶためにはある程度のまとまった時間が必要です。
ドラッガーさんもこう言っています。

仕事のほとんどは、わずかな成果をあげるためでも、まとまった時間を必要とする。細切れでは意味がない。

「ドラッガーさんに教わったIT技術者のための50の力」より引用

早起きした朝の時間、通勤時間、業務での空き時間などを駆使し、なるべくまとまった時間を確保するよう意識。その時間で学習に励んでいました。

問題集(白本)で問題を解く

  • インプットよりアウトプットベースの方がやる気がでるタイプ
  • Linuxでの現場経験が多少なりともある

以上の2点の理由から、とにかく問題をかたっぱしから解くというやり方での勉強を選択しました。
白本での101、102の範囲を3周ほど解き、正解率20%から80%程度まで上げています。

解いた問題数は
101で255×3=764問。
102で251×3=753問。

期間はそれぞれ2週間です。

仮想マシンでLinuxを実際に操作

VirtualBox+Vagrantを使いLinuxの仮想マシンを構築。
問題と解く中で知らないコマンドやオプションが出てくるたびに、実際に仮想環境で実行したりして遊んでいました。

実際にコマンドを実行して挙動を確認するのが一番実務に近い作業であるためか、とても楽しかったのを覚えています。

Ping-tで問題を解く

白本での正解率は上がったものの、この正解率の上昇が問題を暗記したからによるものなのか、理解度が上がったからなのか自信がもてなかったので、さらにPing-tというサイトで101の範囲の問題をさらに解くことにしました。

解いた問題数は
101で720問。
102で615問。

期間はそれぞれ1週間です。

正解率は55~65%あたりをひたすら推移。
問題も多種多様であることからなかなか暗記も追いつかず、正直不安でいっぱいでした。

いざ試験

所感

当日試験を受けた所感としては

  • 白本で見た問題に近い問題ががいくつか出た(的中率が高いという前評判通り)
  • 回答時間は90分与えられているが、20~30分あれば十分完答できる

といったところです。

正直自信がない問題もいくつかありましたが、悩んでもしょうがないので勢いで回答しました。

成績

101は合格ライン500に対し、スコア700で合格。

102はスコア620で合格しました。

合格した時の達成感はほんと最高です。

さいごに

久々に試験なるものを受けて、色々と緊張する思いをしましたが、その中で

  • 自分に向いている勉強法は何か
  • 時間をどうやって確保するか
  • どうやって結果を出すか

などについて改めて考える機会を持つことができ、とても有意義な経験をすることができました。

この経験談が、これからLPIC level1を受ける皆様のご参考になれば幸いです。

参考

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