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【GCP/Azure比較】14日後にGCP Professional Cloud Architectを取得するAzureエンジニアの話

2023/11/16に公開

筆者のスペック

  • クラウド業務経験
    • Microsoft Azure:7年(Solutions Architect Expert取得済み)
    • AWS:1年未満
    • GCP:なし
  • 文系学部卒業

なぜ取得しようと思ったか

  • Azureの知識を他クラウドにも転用できると思ったから。
  • AWSはシェアトップであるからこそできる人も多い、GCPであればシェアがまだまだな分、資格取得の価値が高いと考えた。
  • なにより、マルチクラウドエンジニアって格好良くないですか。

勉強法

Azureとのサービス比較(メモ)

知らないサービスが出てきたら、Azureサービスと比較してみることにした。自分用の勉強メモついでに記載。
(余談、GCPのドキュメントも正直読みづらい。。)

サービス比較

※追記します

クリックして展開
カテゴリ GCP Azure 感想 ドキュメント
ID Directory Sync(GCDS) Entra Connect 外部IdPをクラウドIdPに同期するソリューション。Googleの場合はSaaS版もあるみたい。すごい。 GCPAzure
コンテナー Artifact Registry Artifacts & Container Registry コンテナーイメージ管理、に加えてNPMなどパッケージ管理もできる。GCPの方が一歩進んでいる。 GCPAzure
コンピュート App Engine App Service いわゆるAPaaS。スケーリング、ネットワーク構成など、かなり似ている。 GCPAzure
ストレージ Cloud Bigtable Table Storage No SQLデータベース。AzureならCosmosDBも比較できるか。 GCPAzure
セキュリティ Cloud Audit Logs Activity Logs BigQueryのクエリ実行ログも含まれる。 GCPAzure
セキュリティ Cloud Data Loss Prevention Defender for Cloud DLP(データ損失防止)。個人情報を検出し、排除可能。
データベース Cloud SQL SQL Database、MySQL、PostgreSQL 同じサービス名で3種類のデータベースに分岐。Cloud SQLの場合BYOLは非対応。どちらかというとAzure SQL Managed Instance寄りか。 GCPAzure
データ分析 BigQuery Synapse Analytics データウェアハウス、データ分析サービス。SQL使用可能。 GCPAzure
ネットワーク Cloud Interconnect ExpressRoute 専用線接続。自社データセンターから直接GCPに接続するDedicatedと、プロバイダー経由のPartnerの2種類がある。 GCPAzure
開発 Cloud Build Pipelines CI/CDパイプライン。GCP環境のネイティブ権限が利用できる。 GCPAzure

結果

合格しました。

問題の構成は以下の通り(体感)

  • 出題数:50
  • 制限時間:120分(40分ほどで終了)
  • ケーススタディ:10(5問 × 2ケース)
  • 出題範囲
    • GKE関連:3割
    • データ分析関連:3割
    • aPaaS(App Engine、Cloud Runなど):2割
    • IaaS(Cloud Engine, VPC):1割
    • セキュリティ等:1割

問題集は7割くらいしか終わらず(普通に忙しかった)、落ちたかと思いましたが運良く(?)受かりました。
※さすがにまずいと思いリスケしようとしましたが、72時間以内のリスケは約10,000円ほどかかることが判明、諦めて受験しました。
問題集に掲載されていた問題は10問ちょっと出題されました。問題文などほぼそのままの出題だったのですぐ気づきました。

スコアは表示、通知されず、テストセンターでは合格の2文字を確認するのみ。
後日Googleから認定証のURLがメールで送られてきました。

感想

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