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Git GUI の GitHub Desktop について

2024/04/09に公開

概要

Gitを管理するGUIに Sourcetree を使っていたのですが、OSをアップデートした影響か何度開き直してもフリーズして強制終了するしかなくなってしまい急遽 GitHub Desktop を使ってみたのでその備忘録です。

※ 環境はMacOSで、GitHubアカウントが既にあることを前提としています。

GitHub Desktop のインストール

  1. GitHub Desktopをダウンロード
    https://desktop.github.com/

  2. Sign in to GitHub.com をクリック

  3. ログインして承認

GitHub Desktopの操作画面

Current Repository: リポジトリの選択
Publish branch: commitをpushする(commitがない場合は「Fetch origin」、2回目移行のpush時は「Push origin」と表記されます)
Changes: 差分

Current Branch: ブランチの選択または新規作成

Sourcetreeでよく使用する操作

ローカルリポジトリを追加 〜 commit/pushまで

  1. 「Add an Existing Repository from your Local Drive...」をクリック

  2. ローカルのフォルダを指定

  3. 作業を終えたら Changes で commitしたいファイルにチェックを入れる

  4. アバター右の入力欄にcommitメッセージを入力して "Commit to ~" ボタンをクリック

  5. "Publish branch" をクリックしてpushする

変更の一部のみをcommitする

同一ファイル内で特定の行のみをcommitしたい場合の操作です。

commitに含めたくない行をクリック(またはクリックしたままドラッグ)して色を反転させます。
青色がcommit対象で、緑色はcommitの対象外です。

親ブランチの変更を子ブランチへ取り込む

masterから作成したfeatureブランチで作業をしていて、masterブランチの変更を現在作業中のfeatureブランチへ取り込みたい場合の操作です。

  1. masterブランチへ切り替えて最新の状態をpullする
  2. featureブランチへ切り替える
  3. Current Branchの下向きの矢印をクリックして、 "Choose a branch to merge into ~" をクリックする
  4. masterブランチを選択する
  5. "Create a merge commit / Sqash and merge / Rebase" から選択して実行する

Sourcetreeとの違いなど

  • push時の確認
    Sourcetreeではpush確定前に、どのブランチをpushするかの確認の意味で1クッションありますが、GitHub Desktopは "Publish branch (Push origin)" をクリックすると即座にpushされるのが少しこわいです。

  • ブランチの一覧
    Sourcetreeでは階層化されて表示されますが、GitHub Desktopは直近で操作した5ブランチ以外は特に秩序なく並んでいるので、一覧から目当てのブランチを一目で探すというのは難しそうです。

最後に

Sourcetree の緊急の代替手段として GitHub Desktop を利用しましたが、細かな点も含めた多機能さや視覚的なわかりやすさでは圧倒的に Sourcetree が使いやすいと感じます。

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