【新人向け】Web システムを作るには何が必要？
地図パズル製作所の都島です。新人の皆様、新社会人おめでとうございます。
今日はそんな新人の方々に向けて、Web システムを作るには何が必要なのかというのを簡単に解説したいと思います。学校でプログラミングなどを勉強されていたことのない、初心者の方向けです。では、進めていきましょう！
Web システムとは？
この記事でいう「Web システム」とは、簡単に言うと、ブラウザで使うことのできるシステムのことです。でも、ここでいう、「Web システム」とはもう少し複雑です。ここまで勉強して来られた皆さんは、ブラウザというのは HTML、CSS、JavaScript を読み込んで表示するものだということを学んだと思います。でも、、、これまでに学んだ Web サイトでは、URL が決まっていたら、いつでも誰でも決まったページが表示されていましたよね。それに対して、現実のサイトではそうではありません。例えば、EC サイトではユーザーがショッピングカートに商品を追加したらショッピングカートを開いたときに表示されるリストが変わります。EC サイトの運営者側も、EC サイトに掲載したい商品を追加することができます。こういうように、運営者側も、ユーザー側も表示する内容を変更することができるのです。この記事でいう「Web システム」とは、こういうものです。
Web システムはどのようになっているの？
では、このようなことをどのように実現しているのでしょうか？このことを実現するために、Web サーバーに二つのものが必要になります。「データベース」、「Web サーバーで動作するプログラミング言語」です。
「データベース」とは、これまでに勉強した通りコンピューター上にデータを体系的に保存するものです。例えば、EC サイトのショッピングカートに何が保存されているのかなどを保存します。ユーザーの情報とかも保存されていますね。データベースについて詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。
次に「Web サーバーで動作するプログラミング言語」です。これには PHP、JavaScript（Node.js）、Ruby、Python、Java など、いろいろなプログラミング言語があります。これらは何をしているのでしょうか？これらは、例えば、データベースに保存されている情報に基づいて、ユーザーごとに表示されている HTML を切り替える作業をしています。ユーザー A のカートには商品 A を表示して、ユーザー B のカートには商品 B を表示してとか、そんな感じです。他にも、ユーザーから送られてきたデータを保存することができます。ユーザーが商品 C をカートに入れたら、そのことをデータベースに保存するなどの処理をしています。
まとめ
ということで、Web システムを作るのには何が必要なのか簡単に紹介しました。Web システムには「データベース」と「Web サーバーで動作するプログラミング言語」が必要だということでした。
あと、そういえば Web サーバーも必要ですね。Web サーバーとは、Apache とか Nginx のことで、、、。あと、クライアントサイドで動くプログラミング言語も、インフラも、ということなのですが、、、今回の記事ではここまでにしておきます。
次の記事では実際に Web システムを作っていきたいと思います。「Web サーバーで動作するプログラミング言語」としては PHP を用いたいと思います。
最後に
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