オンライン会議をするときはマイク付きイヤホンを使おう
この記事は「イエソド アウトプット筋 トレーニング Advent Calendar 2020」8日目の記事です。
前置き
はじめまして、今は株式会社イエソドで縮退しているたけうちです。
本当は、様々なI/Oを非同期に制御できる io_uring に興味があったので、調べて書こうと思っていましたが、8日目の20:00頃からVagrant立ち上げてLinux Kernel 5.9.12を入れて気軽に調べようと思ったら、既存のsystem callとの比較を含めると1時間とか簡単に調べて記事が書ける物ではなかったので、あきらめました。なめてましたごめんなさい。次回、13日目でチャレンジします。
8日目23:00過ぎに寝床について、やっべなんか書かなきゃと思ったら、ちょうど良いものの情報が流れてきました。
そう、AirPods Maxです。
AirPods Max
ちまたでは、Appleがサービスプロバイダー向けに、AppleCare関連の変更を12/8に行うとお触れが回っているという噂が立っていて、12/8になんか新製品が出るだろうと言われていましたが、23:00にいきなりAppleのサイトが更新されて、AirPods Maxの情報が出てきました。
AirPodsという名前がつきつつも、従来のようなイヤホン型と違い、ノイズキャンセリング機能付きのオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホンのようです。価格は、67,980円(税込み)と気軽に買える値段ではないですが、オーバーヘッド型ヘッドホンというジャンルで見ると中堅機的な値段なので、物凄く高いという印象ではありません。
自分はAppleに身も心も個人情報も明け渡して、すべてがシームレスに繋がる世界に生きていて、iPhoneやMacBook Proはもちろんのこと、AirPods ProやHomePod、HomePod miniまで所有しているようなApple信者ですが、オーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホンは、いままで色々買ってきて、かさばって結局使わなくなるという経験をしているので、購入は迷っています。
ちなみにあまり持っている人が少ないであろうHomePodの軽いレビューをしてお伝えしておくと、
良いところ
- iPhoneやMacのミュージックアプリからHomePodで再生する曲を簡単に選べる。他のスマートスピーカーと比べると圧倒的に体験が良く気軽に曲を流せる。
悪いところ
- スマートホーム系の機能が、一度iPhoneを通す形になっていて、iPhoneがその場になかったり、機種変更すると動かなくなる。
【本題】 オンライン会議をするときはマイク付きイヤホンを使おう
いや、使おうというか、使ってください。
マイク付きイヤホンでなくて、本格的なヘッドセットでも良いです。
前置きがすごく長くなりましたが、昨今リモートワークが増えた影響で、Zoom等のオンライン会議をする機会が増えました。
そんななか、恐らく多くの人が、オンライン会議をするときに、普通の会議と違って、なんか違和感があるなとか、話していていらいらするな、と感じることがあると思います。
その正体は、音声です。
「誰かが話すと、自分が話そうとしても、誰にも聞こえない」。多くの人が経験していることだと思います。
最近のオンライン会議用のソフトは、PCの性能も上がったこともあり、非常に性能の高いエコーキャンセラがついていて、PCを並べて隣同士でオンライン会議に参加している状況にならない限り、ハウリングはほぼ起きなくなりました。また、MacBook Proは、昔からマイクに力を入れており、そこそこ遠くの音でも綺麗に拾ってくれます。
そのため、素のPCに向かってしゃべっているオンライン会議参加者をよく見かけます。
でも、だめなんです。それはだめなんです。
あなたのせいで、「誰か一人が話すと、自分が話そうとしても、誰にも聞こえない」という状況が起きるのです。
実は、全員がマイク付きイヤホンを使うと、「誰か一人が話すと、自分が話そうとしても、ほかの誰にも聞こえない」という状況おきなくなります。全員がしゃべったとおりに、他の人の耳に聞こえるようになります。それが良いか悪いか置いておいて、人の話を遮ったりもできるようになったり、お互いしゃべるタイミングを見計らって「どうぞどうぞ」と言い合うこともほぼなくなるのです。
マイク付きイヤホンを使うと、物理的にマイクの入力が音声出力を拾うことがないので、オンライン会議用のソフト側がよきにはからい、スピーカーから音が出ているとき、マイクから音を拾わない様にするという、エコーキャンセリングという余計な仕組みを使わなくてよくなるのです。
マイク付きイヤホンを使ったことがないあなた、ぜひ、ぜひ、一度で良いので、二人でオンライン会議をするときにでも、マイク付きイヤホンを使ってみてください。いままで感じていたストレスを一切感じなくなると思います。電話で話しているのと同じような体験ができると思います。これは複数人でも同じ体験ができます。
そんなわけで、この記事を読んだ人は、今後オンライン会議に参加するときには、マイク付きイヤホンを使うようにしてください。
しょうがないときは除き、複数人でマイク付きスピーカーを共有しながらしゃべるとかもやめてください。同じ部屋にいても、一人一台、全員マイク付きイヤホンがベストです。
ちなみに、お勧めのマイク付きイヤホンは、AirPods Proです。Bluetooth接続のプロファイルの関係で音質は限界があるのですが、長時間つけていてもほとんど疲れないというのがとても大きなメリットとなります。3時間ほどオンラインで雑談していても耳はほとんど疲れません(目は疲れます)。
自分は、数あるマイク付き完全ワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、「疲れない」という観点で見るとAirPods Proはダントツです。オンライン会議をするにも音楽を聴くにもです。
また、相手に自分の美声を聞かせたいと思ったら、有線のちゃんとしたヘッドセットを使うことをおすすめします。相手には、Bluetooth接続のマイク付きワイヤレスイヤホンとは全然違う透き通った声が聞こえます。
まとめ
世の中から、オンラインで会議をするときに、マイク付きイヤホンを使わない人を、生まれる前に消し去りたい。
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