【諦めるな!】Apple Developer Program登録までの道のり
この記事では
私がApple Developer Programに登録した際につまずいた点と解決法を共有します。
アプリリリース手順の参考記事はたくさん見つかりましたが、大体の記事がApple Developer Programに登録した前提で進むうえに、Apple Developer Programに登録するところの参考記事は少なかったので、書いてみました。
つまずきポイント① : Webで登録(失敗)
最初は何も考えず「Webで登録を続ける」から登録しようとしました。
しかし情報入力を進めたところ、以下記事と同様に「登録手続きを進めるには、Appleまでお問い合わせださい。」の表示が出てしまったため、Appleサポートに問い合わせました。Apple Developer Appをインストールしました。
この記事と同じようにサポートから届いたアップロードリンクに本人確認書類をアップロードした結果、アプリから登録するよう誘導されたので、つまずきポイント② : 本人確認書類アップロード
Apple Developer Appでサインインし、左側ツールバーの最下部のアカウントを選択→「今すぐ登録」を押下すると、本人確認書類の撮影&アップロードを求められました。
ここで、本人確認書類のアップロードを何度やっても弾かれてしまうという事象が発生しました。パスポート、マイナンバーカード、運転免許証をそれぞれ10回ほど撮り直してもダメでした。
「ご提供いただいた情報は確認できません。」と表示された
再度Appleサポートに問い合わせたところ、以下の条件を満たしているかと確認されました。
- デバイスがインターネットに接続されていることを確認します。可能であれば、別のネットワーク接続をお試しください。
- Apple Developer App で使用しているデバイスに最新バージョンの iOS、iPadOS、または macOS がインストールされていることを確認します。
- Mac で登録している場合は、その Mac に Apple シリコンまたは Apple T2 セキュリティチップが搭載されていることを確認してください。
- 最新バージョンの Apple Developer App を使用していることを確認します。
- Apple Developer App でお使いのデバイスに対して、セキュリティ設定 (iOS または iPadOS ではパスコード、Touch ID、または Face ID。macOS ではパスワードまたは Touch ID) が有効になっていることを確認します。
- Apple Developer App へのサインインに使用した Apple ID が、iOS および iPadOS では「設定」、macOS では「システム設定」または「システム環境設定」でサインインに使用した Apple ID と一致していることを確認します。
- Apple Developer App でサインインに使用した Apple ID に対して iCloud が有効になっていて、iOS および iPadOS では「設定」、macOS では「システム設定」または「システム環境設定」で有効になっていることを確認します。
- Apple Developer App を別の Apple ID でダウンロードしている場合は、App を削除し、Apple Developer App で使用している Apple ID で App を再度ダウンロードします。
確認した結果、Apple Developer App で使用しているデバイスに最新バージョンの iOS、iPadOS、または macOS がインストールされていることを確認します。
が怪しかったので、OSを最新版にアップデート。
その後、さらに10回ほど本人確認書類の撮影&アップロードを繰り返したところ、次に進むことができました。運転免許証でいけました。でもたぶん、OSアップデートはあまり関係ありませんね。撮影するときの写りの問題の気がしたので、同じところでつまずいた方は根気強く撮影を繰り返してみてください。
つまずきポイント③ : 本人確認情報入力
本人確認書類アップロードの次のページで住所を入力し、送信しました。すると、またもやお問い合わせください画面に・・・
「アカウントに問題がある可能性があります。」と表示された
こちらAppleサポートに問い合わせたところ、以下のリンクの内容を確認するように指示がありました。
姓、名のいずれの欄にも、別名、ニックネーム、企業名などを入力しないでください。
こちらの内容を読み、Appleアカウントは旧姓、本人確認書類は新姓を使っているためではないかと疑いました。
このサイトからAppleアカウントを新姓に変更し、再度Apple Developer Appから登録を試みました。
※アカウント情報を変更後も「今すぐ登録」ボタンが非活性の状態でしたが、翌日まで待ってみると押せる状態になりました
つまずきポイント④ : 本人確認情報送信
本人確認書類のアップロードと住所の送信まで行ったところ、つまずきポイント③とはまた違うエラーに・・・
「現在審査中です。」と表示された
ここまでの経験上、この状態で待ってもいつまでも先に進まないことはわかっていたので、Appleサポートに問い合わせ。なぜか再度メールでの本人確認書類の提出に応じ、4日ほど待つと(なぜか時間がかかった)、以下のメッセージが返ってきました。
通常よりもご返信にお時間をいただきましたことを、まずお詫び申し上げます。大変お待たせいたしました。
身分証明書をご提供いただき、ありがとうございます。
本人確認が完了いたしましたので、ご登録の申請のお手続きを行なっていただけます。
待たされている間に何が起こっていたのか全くわかりませんが、本人確認情報の送信ができるようになりました。
つまずきポイント⑤ : 支払い
本人確認情報の送信後、支払い情報を入力してApple Developer Programを購入しようとしたところ、以下のエラーになりました。本当に全ての手順でエラーが出ます。もう何も驚きません。
例のごとくAppleサポートに問い合わせると、以下の回答。
Apple Developer App を使用し、再度購入手続きを行ってみていただけますでしょうか。引き続き購入が行えない場合には、その旨をお知らせください。
再度実施しても同じエラーになったので、「できませんでした」と返信。すると以下の回答。
購入ができなかったとのことですので、 24 時間お待ちいただき再度購入手続きを行ってみていただけますでしょうか。
きっかり24時間後に再度実施。するとなぜか支払いできました。
(この24時間で何があったんだ・・・教えてくれ・・・)
支払い完了直後に領収書が届くのですが、この時点ではまだ登録が完了していません。
翌日頃にApple Developer Programへようこそという件名のメールが届いて登録完了です!
まとめ
- 結局何が悪くてこんなに時間がかかったのか不明
- 最低限、本人確認書類とAppleアカウントの情報は一致させるべき
- 時間はかかる。でもサポートに問い合わせればなんとかなる!
おわりに🍎
Appleサポートの返信の速さには舌を巻きました。問い合わせした翌日には必ず返信が来ます。しかも教えて欲しいことを的確に教えてくれました。正直なところ、外資企業のサポート=対応が悪いという固定観念があったので拍子抜けしました。
Appleサポートの迅速かつ丁寧な対応のおかげで、なんども問い合わせをする羽目になりましたが、ほとんどストレスなく進めることができました。ありがとうございました。これからも年貢(?)を納め続けようと思います^^
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