OSS-DB Silver合格(勉強期間10日間) - ping-tのみで合格できるか検証してきた!
はじめに
OSS-DB Silverに合格しました❗️勉強期間は10日間くらいで時間にすると約30時間程度です。一般的には40~50時間程度が多そう??なので相対的に学習時間は少なめかも知れませんが、これは今回筆者が「最低限の時間で合格」「問題集はping-tサイトのみで他は一切対策しない」で受かるかどうか実験してみようと試みた結果かも知れません。
結果的には64/100点以上の試験で72点だった為、ギリギリ合格でした。学習の具体的な内容や試験を終えての所感をまとめるので、これから受講を考えてる人の参考になればと思います❗️(ちなみに学習前の知識量は当試験に関連する部分で言うと、簡単なSQL操作がわかる程度のレベル感で、DBやPostgreSQLに関してはほとんどゼロからスタートでした)
OSS-DB Silverとは
OSS-DB技術者認定試験とは、公式サイトから引用すると、オープンソースデータベース(OSS-DB)に関する技術力と知識を問う、IT技術者向けの試験です。
簡単に説明すると、次の3つの基礎的な知識が問われる試験です。そのため、該当する項目の知識を深めたいと考えている人には、知りたいことの勉強+資格取得で一石二鳥な試験だと思います。
- DB知識
- SQL知識
- PostgreSQL知識
学習方法
OSS-DB Silverの色々な方々の合格体験記を読むと、参考書は「OSS-DB Silver ver2.0(緑本)」で、問題集は「緑本内にある問題集」「公式サイトにあるサンプル問題集」「ping-tの問題集」の3つで対策している人が多い印象でした。そして受験後の感想に多くあがっていたのが問題集は「ping-t」のみで良かったかもと言う声...
目の前に仮説があるなら検証しないわけにはいかない(誰...)ってことで、今回は問題集はping-tのみを使い、他の問題集は一切触れずに学習しました。
学習に使った教材
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OSS-DB Silver ver2.0(緑本)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798162558/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_V3PFC4G960QW0BPE6X7Q
参考書としては優秀だと思います。ただ後述しますが殆ど使用してしないので、本当に必要であったかどうかは謎に包まれています...一度もがっつり読み込んでいなく、ping-tの問題でわからないときに調べる辞書のような使い方をしていました。でもPing-tの解説が優秀すぎて、その辞書として使った回数も数える程度。 -
Ping-t 最強WEB問題集 OSS-DB Silver (Ver2.0)
最強の問題集です。最強好きです❗️月額で2400円かかりますが最強のため仕方ないです。問題集が505問用意されていて、解説が非常にわかりやすいです。こういった問題集の解説って解りづらいとか説明不足が多いので、先に上記参考書を買ったのですが、ping-tの解説は想像以上に細かくのっていました。OSS-DB受けた人はとりあえずこれって口を揃えて言いますが、サンプル数プラス1しておきます。とりあえずこれ!!
具体的な学習方法
先に全体像として、約30時間の学習の内訳です。
- 最初にOSS-DB Silver ver2.0(緑本)を読む - 3時間
- ping-tを使って問題を解く、解説を読む - 27時間
1. OSS-DB Silver ver2.0の緑本を読む(3時間)
始めに全体像と雰囲気を把握するために、上記の参考書を3時間くらいで1周読みました。自分にとって新しい内容で400ページ以上の書籍をしっかり読もうとしたら恐らく10時間以上は掛かると思いますが、それを3時間で1周する方法は殆ど読み込まないです。ざっくり...適当に...雰囲気を掴めればいいや...ぐらいの雰囲気で読み飛ばすように進めて3時間で終わらせました。
ここ1年でいくつか資格試験を受けてきて思うのですが、インプットのみの時間は極力減らして、アウトプット兼インプットのフェーズに早く移行した方が効率が良いと感じます。資格試験におけるアウトプット兼インプットのフェーズは「問題集を解く + 解説を読む」なので、最初の参考書を読むというインプットだけの時間は、なるべく早く終えて問題集に入ることを意識していました。
2. ping-tを使って問題を解く、解説を読む(27時間)
ping-tは505問の問題と解説を用意してくれているサイトです。私は次のように進めました。
- 1週目は全問解く、当たりも間違えも全ての解説を読む
- 2週目も全問解く、間違えた部分のみ解説を読む
- ひたすら模試試験、間違えた部分のみ解説を読む
参考書を適当に読み進めてきたので、最初の1週目は殆どわかりません。でもping-tは解説がわかりやすいので、問題解く・解説読むで理解を進めていけば良いと思います。ping-tの解説でもわかりづらいと思った時は、緑本を辞書代わりに使うと良い感じでした。
また、上の画像を見てもらうとわかるのですがSQLが173問と大量です。1.2週目は全問解くと書きましたが、SQLに関しては例外でめんどくさくて50問くらいしかやっていません。最後の模試試験を繰り返しているうちにSQLも殆ど消化できると思うので、1.2週目に無理して全部やる必要はないと思います。
ping-tにはスタンプシートという可愛いシステムが付いていて、最終的にこのくらいやっていました。模試試験をやった回数が合計13回、全て80点以上でその内6回だけ90点以上という内容でした。前半の模試試験は殆ど80点代で、繰り返している内に90点以上がいくつか取れるようになってきたので、そろそろ試験いくかあって温度感でやっていました。
終わってみての感想
冒頭でも述べましたが試験の結果は64/100点以上に対して、72点でギリギリ合格できました。問題集はping-tのみでいけるという結果サンプル数にプラス1を刻むことができました。今回は「なるべく少ない時間で」とか「ping-tのみで」とか自分に制約をかけて進めた試験ですが、その中で感じたことを最後にまとめて終わりたいと思います。
ping-tのみでいけるけど試験中少しハラハラ
実際にping-tのみでいけたので極力最短で受かりたい人はping-tのみで良いと思いました❗️ただ、問題集を1種類しか使っていない(ping-tのみ)ため、その問題傾向にオーバーフィッティングを起してしまっておりました...実際の試験で言い回しや問い方が少し違う問題が出て、試験中に少しハラハラする感じでした。もし万全で挑みたいのなら他の問題集を少し解いておくのも良いかも知れません。
参考書を買う必要があったのかという謎
ここまで読んで貰えた人は気づいてしまったかと思うのですが、参考書として買った緑本...4000円ぐらいしたのですが3時間しかまともに使ってなくて、残りは辞書代わりの命を受けております。果たしてこの子が必要であったかどうかは僕には解決できない謎となってしまいました。あとは皆さんに任せました。参考書としては優秀だと思うのですが、ping-tが試験に必要十分な解説をしてしまっているのが致命傷でした><
まとめ
いかがでしたでしょうか?
問題集はping-tのみで合格できるかの検証を込めた合格体験記でした。試験中はハラハラしましたが結果的には合格もできたので、ギリギリで生きていたい人は同じやり方で挑戦してみてはいかがでしょうか。この記事がこれからOSS-DB Silverの受験を考えている方に少しでも参考になれば嬉しいなと思います。それでは!!
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