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ChatGPTを従量課金制で利用する
はじめに
ChatGPTには毎月$20課金していましたが、$20の元が取れるほど使い倒してはいませんでした。そこでOpenAIのAPIを使用すれば使った分だけ払えばいいのではないかと考えました。ただ、以前投稿したようにプログラムの中でAPIキーを使用する訳ではなく。Chatbotの形式でAPIを使用したいと考えていたので、今回それを実現した方法を説明します。毎月$20の元が取れるほど使えていないと感じている人の参考になればと思います。
【仕組み】
概要
実現しようとしていることは非常にシンプルでAPIキーを登録しておいて、Chatbot形式のアプリから代わりに投げてもらうだけです。これを実現してくれるアプリの中で候補になったものは以下の2つです。
- Chatbot UI
- Chatbox
【Chatbot UI】
特徴
- 主にブラウザ上で使用する。
- 多くの生成AIのAPIキーに対応している。
【Chatbox】
特徴
- デスクトップアプリとしてしようする。
- Chatbot UIと比較すると対応している生成AIは少ないが、APIの投げ方を細かく設定できる。
「Chatbot UI」はOpenRouterに対応しているため、複数のモデルを無料で使用することが可能です。「Chatbox」でもOpenRouterにAPIを投げることができるかもしれませんが、モデルの切り替え等の操作が「Chatbot UI」の方が使いやすいと思います。一方で「Chatbox」はデスクトップアプリであるため、ショートカットですぐにチャットを入力することができる点がメリットであると感じています。自分はChatGPTのアプリを使用しているときから度々この機能を使用していたため、今回は「Chatbox」を採用しました。
【導入手順】
概要
OpenAIのAPIキーを取得し、ChatboxにAPIキーを登録する。
【OpenAIのAPIキーの取得】
- OpenAI公式サイトにログインします。
- 「Create new secret key」をクリックし、新しいAPIキーを作成します。
- 表示されたAPIキーを安全な場所に保存します（後で再表示されません）。
今後ソースコードから使用しやすくなるため、環境変数に保存するのがおすすめです。
【ChatboxへのAPIの設定】
- 設定ボタンから設定画面を開きOPENAI APIを登録する。
まとめ
ChatGPTに課金しているが使用頻度がそこまで多くない方の参考になればと思います。プロンプトをChatboxに投げてみましたが、１プロンプト(model:gpt-4o)につき$0.01程度だったので、2000回ほど毎月使用して月額課金と同じ程度でしょうか。gpt-4.5やSoraを使用できるのは月額プランのメリットですが、通常使用ではAPIを使用した方が金額は抑えられるのではないか思っています。ただ、パワーポイントなどのファイルのアウトプットに関しては対応していないため、ファイル生成機能を重視する人には向いていないと思います。
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