⌨️
Fedora KDE Plasmaで入力メソッドをibus->fcitx5に移行した
経緯
Fedora 42にアップデートしたら、ibus-mozc(ibusの日本語入力)がうまく動かなくなってしまった。（具体的には、1-2文字入力をするたび予測変換ウィンドウがポップアップし、日本語変換ができない）
これを機にfcitx5に移行したので、雑だが手順をメモしておく
環境
- OS: Fedora Linux 42
- KDE Plasma 6.3.4
- Graphic: Wayland
手順
- fcitx5、fcitx5-mozcをインストール
sudo dnf install fcitx5 fcitx5-mozc - 設定から仮想キーボードをfcitx5 wayland launcherに設定
-
~/.profileにexport XMODIFIERS="@im=fcitx5"を追記して再読み込み - ibusがオフにならないなどあれば、必要に応じて再起動
- fcitxの設定を開き、以下を設定。fcitxの設定はOSのアプリケーションランチャーか
fcitx-configtoolを叩けば開ける- グローバルオプションで"入力メソッドの切り替え"を空に
- 入力メソッドにmozcを設定し一番上に上げる
- mozc側の設定でキー設定を開き、"入力文字なし | Hiragana | IMEを無効化"を設定
↑半/全キー以外にも、Macっぽくカナ/かな/ローマ字キーで日本語と直接入力を切り替えできるようになる
多分これで行けるはず
所感
- 使用感もいい感じ
- ただ、一部fcitxと相性が悪い？アプリケーション(Obsidian Flatpak版)があったので、アプリ側をAppImage版に移行したら問題なくなった
- 今のところ↑以外に問題なく動くので、この運用を続けるつもり
参考
Discussion