Childhood's Endの話
どういう設計なの?という話
基本的にβから配列は変わってません
キーキャップへの配慮が出たぐらいです(Ctrlが1.5uから1.25uに、スペースは2u+1.75uから2.25u+1.75uに、CapsLockがステップタイプからフラット1.75uに)
尊師スタイルが可能なレベルまでの小型化とAlice的な手首への労り、右手側マウス・トラックボール等へのアクセスの楽さという観点から造形されています
意図した通りに機能するキーボードという意味では処女作にあたり(実はBilingual_Girlという英語HHKB配列+日本語キーのキーボードがあったが、システム面とキーキャップがダメダメだったため実質作業慣れ用となった 詳細こっち(https://note.com/cheena/n/n2dd1d603d25c)) 、以前の天キーでも人気な子です
代償として65%のくせして基板発注時のサイズは70%扱いになり、傾斜部の設計が非常に面倒&メモリを食うのも相まって財布とPCを殺す問題児です
実際2回発注して2回失敗してます
1回目………Pro Microとソケットを干渉させる。
2回目………KicadのDRC(設計のミスを検知するやつ)を突破してミスった配線のまま発注する。手修正でなんとかなってよかった……
3回目の発注のV1.1は安定版かつ安価になる予定なのでこれで委託とか出したい。
ちなみに基板3枚を使用するサンドイッチタイプキーボードの中では理論上最高の剛性を誇る構成で、その分特殊なねじと特殊なスペーサーを大量に消費します これも財布死亡ポイント
形状が四角くないため裏面にチルトプレートを付けづらいという問題もあり、こちらはそもそも平置き運用するかゴム足のサイズを変えるかというところで処理しています
かっこいいキーボードって………いいよね!という思いから出来た謎の傾斜を持つ爆光キーボード(何を隠そうフルキーバックライトである)、ぜひ手に取ってみてください
Escと全角半角が分離しており、普通の100%やTKL、Fn付き70%を使う方にもいつもとだいたい同じ運指が可能な子です
名前はアーサー・C・クラークのアレです。Aliceから抜け出したようなキーボードだからね。
※2024/9/15追記
キーフリで販売したV1.0の修正版を2枚購入頂きました。
Discussion