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MacOS Ventura以降でWireGuardの接続が失敗する
MacOSから外部のWireGuardサーバへVPNを張れない
MacOS Ventura
とWireGuard 1.0.161
の組み合わせでVPNを有効にしてもエラーでトンネルを構成できないケースが頻発。何度も再接続を繰り返すとまれに成功することもあるが、とても実用レベルではない。(成功しても不安定で切れたり・・・。)
上記GUIのログの参照
からログを確認したところ、下記のようなメッセージが出ていた。
Failed to send handshake initiation: write udp4 0.0.0.0:55478->xxx.xxx.xxx.xxx:42000: sendto: operation not permitted
海外フォーラムでも一部の人が同様の事象に悩まされていたが、AppStore版のWireGuardは2020年ごろから更新されておらず、2024年現在でも修正されていないようだった。
海外フォーラムの情報では、CLI版のWireGuardを使えば問題回避できるとのこと。
homebrewのインストール方法は省略するがbrew
コマンドを使えるようにして、下記のコマンドでWireGuardを有効にする。
brew install wireguard-tools
mkdir /etc/wireguard/
vi /etc/wireguard/wg0.conf
wg-quick up wg0
CLI版に切り替えてから接続が不安定な事象は1度も発生していないので対策になっている模様。
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