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読んだ本のまとめ

2024/02/17に公開

更新し続けます、上に行くほど最近読んだもの

特によかったもの

力と交換様式

人類史の中で用いられてきた交換を見直していこうという。
ここで言う交換は物的な交換だけではなく、服従など行動的なもの、精神的なものも含む。
新しい交換様式とは?と言う記述がもっとあるとアツい気がするが、全然お腹いっぱいになれる

中動態の世界

英語勉強する時、能動態・受動態の区分キモすぎると思ってたのだが、その辺の疑問がこの本のおかげでだいぶ晴れた。("言語とフラクタル"と合わせてそもそも言語って使用の集積だしな..という点がようやく腹落ちした、義務教育に含めておいてほしいものです)

言語とフラクタル

自然言語処理を使って言語の振る舞いを文法的な解析ではなく使用の集積として分析しに行った話。言語、ノリで使ってる割に"わかりみ"と"わからなみ"の境界があるっぽい。適当だけど原理的な何かがあることがわかって勇気出た。めっちゃ好き

よかったもの

稽古の思想

つまり禅とタオイズム(道教)的な話だったが、技を得る・離れる・物にする(無心と無体でフローを作る)という話を色んな角度で分解するもの。繰り返し似た表現が出るの禅問答っぽいが、言語世界と相性悪いのかもしれない。

タコの心身問題

まさかのタコの心理学書...と思いきや筆者とタコのふれあいストーリーが多いのだが、学術的に示されきっていないタコの能力の記録という意味ではめちゃ興味深い、読み終えたらきっとタコのことを好きになる

科学化する仏教

結構前に読んだから記述時点で覚えてないが、仏教的な思想が近代科学で分析するとどうなんという話で、禅が流行る割と前から解析が行われていた..という史学的に面白い内容だった...と思う...

読了記録として

38億年の生物史に学ぶ生存戦略

生き物だいすきクラブの一員としては読まざるを得なかったが、結構な頻度で筆者の専門外のGAFAMの話が出てきて、ちょっとあれだった

ビット・バイ・ビット

使う時が来たらHow toとして必要になりそうだけど読んだ段階では実用できるイメージが湧かなかった

イシューから始めよ

人から言われて読んだ、読んだ時の自分にとって当たり前の内容結構多くて合わなかったが、思考方法として慣れてない人にはわかりやすいのではないかと思う

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