【GoogleCloud】GCE→GCS / GCS→BQクロスリージョンデータ転送課金開始
はじめに
2024年10月1日以降、GoogleCloudにてクロスリージョン間転送の課金が開始されるようです。
Googleからのメッセージ
Google Compute Engine (GCE) から Google Cloud Storage (GCS) への
リージョン間データ転送に関する課金修正の実施日が変更になりましたので、お知らせいたします。
2024年5月20日に、この修正が2024年8月1日に適用されることをお知らせいたしました。
お客様の環境を評価し、この課金修正による影響の可能性について計画するための時間を確保するため、
現在、2024年10月1日まで実施を延期しています。
これは価格変更ではなく、課金におけるギャップに対処するための修正です。
以下に追加情報をお知らせいたします。
お知らせ
GCEからGCSへのクロスリージョンデータ転送は、価格ポリシーに従い、
インターリージョンデータ転送として課金される予定でしたが、
メーター実装が正確でなかったため、関連する料金が請求されていませんでした。
この誤りを修正し、2024年10月1日よりこの使用に対する課金を開始いたします。
異なるリージョンのGCEからGCSへのリージョン間データ転送の価格は、
GCPリージョン間のVM-VMデータ転送と同じ価格となります。
この修正に関連する料金は、2024年10月1日の請求サイクルから「リージョン間データ転送」として請求書に表示されます。
これらの料金は、過去にさかのぼって適用されることはありません。
注:デュアルリージョン(DR)やマルチリージョン(MR)のようなGCSバケットタイプの場合、
リージョン間データ転送はDR/MR GCSバケットの範囲内でリージョンが重複していない場合にのみ適用されます。
必要なこと
課金訂正は自動的に適用されます。この修正は、2024年10月1日の請求サイクルから適用されます。
ただし、請求書の混乱を避けるため、以下の対応をお勧めします
コンピュート(GCE)からストレージ(GCS)への書き込み操作のクロスリージョン・トラフィック量を確認し、請求書に記載されるリージョン間データ転送の使用量の変更を見積もる。
コンピュートとストレージを同じリージョンに移動するなどの代替案を検討し、これらの料金を最小限に抑える。
BQでも・・
BQでも11月から以下の通りクロスリージョン間のデータ転送に課金が適用されるようです。
Googleからのメッセージ
あるlocation(Region)のBigQueryジョブが
別のlocation(Region)のCloud Storageバケットに保存されているデータを読み取る場合、料金が発生します。
Cloud Storage リージョン / マルチリージョンとBigQueryマルチリージョンは、
物理的に同じ大陸上にある場合でも、
料金計算では同じリージョンとはみなされないことに注意してください。
例えば
BQがUSリージョンで、AsiaリージョンのGCSからデータをロードしても今までは無料でしたが
これからはリージョンが揃ってない場合は、課金が発生します。
おわりに
来たる日に備えて
ご自身が管理しているGoogleCloudの各サービスのリージョン構成を
再確認しておくとよいかもしれません。
chameleonmeme.com/ きっかけは、偶然同じ現場で働いていたエンジニア3人の 「もっと仕事にのめり込んだり、熱中したいよね」という雑談でした。 営業から開発、サービスの提供まですべての工程を自分たちの手で行い、 気の合う仲間と楽しく仕事をすることで熱中するためにチームをスタートしました。
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