【2025/5/12〜】Google Cloudの多要素認証 (MFA)必須化
はじめに
2024/11に通達のあったGoogle Cloudの多要素認証 (MFA)必須化について、
詳細な日程が通知されていたのでまとめます。
起きること
2025年5月12日より、Google Cloud コンソール、gcloud CLI、Firebase コンソールへのアクセスに、
2 段階認証 (2SV) とも呼ばれる多要素認証 (MFA) が必要になります。
多要素認証とは
多要素認証(MFA)とは、IDとパスワードによる認証に加えて、
さらに別の要素を組み合わせて本人確認を行う方法です。
多要素認証の仕組み
多要素認証では、以下の3つの要素のうち2つ以上を組み合わせて認証を行います。
- 知識情報: パスワード、PINコード、秘密の質問など、知っている情報
- 所持情報: スマートフォン、ICカード、トークンなど、持っているもの
- 生体情報: 指紋、顔認証、虹彩認証など、身体的な特徴
多要素認証のメリット
- セキュリティ向上: パスワードが漏洩した場合でも、他の要素がなければ不正アクセスを防ぐことができます。
- 不正アクセスの防止: 万が一、IDとパスワードが盗まれても、他の要素による認証を突破することは困難です。
- 安心感の向上: 多要素認証を導入することで、アカウントの安全性が高まり、安心してサービスを利用できます。
多要素認証の種類
- 二段階認証: 2つの要素を組み合わせて認証を行う最も一般的な多要素認証です。
- 二要素認証: 2つの要素を組み合わせて認証を行う方法で、二段階認証とほぼ同じ意味で使われます。
多要素認証の注意点
- 設定の手間: 多要素認証の設定には、多少の手間がかかる場合があります。
- 追加コスト: トークンなどの所持情報を利用する場合、別途費用がかかることがあります。
- 紛失のリスク: 所持情報を紛失した場合、認証が通らなくなる可能性があります。
知っておくべきこと
2024年11月、Google Cloud はすべてのユーザーに対して
MFA(2段階認証 (2SV) とも呼ばれる) を義務付けることを発表しました。
これはログイン時にパスワードと電話、セキュリティキー、
Google Authenticator コードなどの追加の認証フォームの両方を要求することで、アカウントを保護するものです。
必要なこと
Google Cloud コンソール、gcloud CLI、
およびFirebase コンソールへの継続的なアクセスを確保するには、
security.google.com からアカウントの2段階認証を有効にする必要があります。
除外事項
Google API を使用するものを含め、Google Cloudでホストされているアプリやワークロード、
Googleフォト、YouTube、Googleワークスペース(Gmail、Googleシート、Googleスライドを含む)などのその他のサービスは、この要件の影響を受けません。

chameleonmeme.com/ きっかけは、偶然同じ現場で働いていたエンジニア3人の 「もっと仕事にのめり込んだり、熱中したいよね」という雑談でした。 営業から開発、サービスの提供まですべての工程を自分たちの手で行い、 気の合う仲間と楽しく仕事をすることで熱中するためにチームをスタートしました。
Discussion