👓
mattermostをdockerでローカルPCに構築
はじめに
mattermostをローカル環境で気軽に構築する方法をまとめてみます。
mattermostとは
使用感はslackに非常に似ています。
構築
※dockerのインストールは割愛します。
リポジトリをクローン
ターミナル ウィンドウで、リポジトリをクローンし、ディレクトリに入ります。
git clone https://github.com/mattermost/docker
cd docker
envファイル作成
env.exampleファイルをコピーして.envをファイルを作成します。
cp env.example .env
env修正箇所
以下の項目を修正していきます。
ドメイン
今回はローカル起動したいのでlocalhostにします。
DOMAIN=mm.example.com
↓
DOMAIN=localhost
タイムゾーン
TZ=US
↓
TZ=Asia/Tokyo
mattermost edition
OSS版のteam-editionに変更します。
MATTERMOST_IMAGE=mattermost-enterprise-edition
MATTERMOST_IMAGE_TAG=X.X.X
↓
MATTERMOST_IMAGE=mattermost-team-edition
MATTERMOST_IMAGE_TAG=X.X.X
※IMAGE_TAGは適宜最新verに読み替えてください。今は9.9.0などです(20240701現在の最新)
URL
今回は証明書を取得せずにローカル起動したいのでhttpにします。
MM_SERVICESETTINGS_SITEURL=https://${DOMAIN}
MM_SERVICESETTINGS_SITEURL=http://${DOMAIN}
パーミッション設定
必要なディレクトリを作成し、権限を設定します。
mkdir -p ./volumes/app/mattermost/{config,data,logs,plugins,client/plugins,bleve-indexes}
sudo chown -R 2000:2000 ./volumes/app/mattermost
SSL化(https化)
今回はローカル起動のため実施しません。
デプロイ
Mattermostをデプロイします。
付属のNGINXを使用しないパターンで起動します。
sudo docker compose -f docker-compose.yml -f docker-compose.without-nginx.yml up -d
シャットダウン
停止は以下のコマンドで可能です。
sudo docker compose -f docker-compose.yml -f docker-compose.without-nginx.yml down
アクセス
http://localhost:8065/
上記にアクセスして、アカウントをGUIで作成します。
以下の画面が表示されたら完了です。
おつかれさまでしたmm
Tips
うまく起動できない場合は、以下のような要因が考えられます。
試してみると改善の糸口が見出せるかもしれません。
- sudoによる起動がうまくいってない
- sudo を付与せずコマンドを実行してみてください
- volumes配下にあるディレクトリのパーミッションが不足している
- 配下のディレクトリのパーミッションを777などで全権解放してあげる
- (ローカル環境ならではの方法ではありますが)
- 配下のディレクトリのパーミッションを777などで全権解放してあげる
おわりに
今回の方法はクラウド環境がなくても気軽に試せるので、
興味がある方は実施してみてください。
chameleonmeme.com/ きっかけは、偶然同じ現場で働いていたエンジニア3人の 「もっと仕事にのめり込んだり、熱中したいよね」という雑談でした。 営業から開発、サービスの提供まですべての工程を自分たちの手で行い、 気の合う仲間と楽しく仕事をすることで熱中するためにチームをスタートしました。
Discussion