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Hiwonderシリアルサーボのセットアップ

2021/05/12に公開

Hiwonderは安価で使いやすいシリアルサーボを各種取り扱っている。最近SWITCH SCIENCEでも販売を始め、国内の入手性が上がった為、簡易なセットアップ方法を記しておく。

購入方法

SWITCH SCIENCE

https://www.switch-science.com/catalog/list/1109/

Hiwonder公式HP

https://www.hiwonder.hk/collections/bus-servo

AliExpress

https://ja.aliexpress.com/store/4051094?spm=a2g0o.detail.1000007.1.40c6148dSG1ujI

最低限必要なもの

シリアルサーボ、サーボコントローラー、専用ソフトウェアの3点。今回は以下の構成で試す。

No. 品名 品番
1 シリアルサーボ LX-16A
2 サーボコントローラー (リンクのみ)
3 専用ソフトウェア Bus Servo Control

備考

専用ソフトウェアは、多チャンネル用の「Bus Servo Control」と1チャンネル用の「Bus Servo Terminal」の2種ある。

またこれらはWindows版だが、Mac版もある模様。動作確認できてない為、動くかは不明。
https://apps.apple.com/us/app/bus-servo-terminal/id1504425405?mt=12

専用ソフトでセットアップ出来ること

No. 項目 内容
1 ID 各サーボに1~40のID
2 LED LEDの点灯状態を変更
3 位置警告 0~1000間の動作範囲
3 電圧警告 4.5~14V間の電圧
3 温度警告 50~100℃間の温度
4 状態確認 温度、電圧、位置の現在値
5 動作テスト 位置指令か速度指令で動かせる

セットアップ手順

1.ソフトを起動する

2.ServoTestタブを選択する

起動時はNormalModeタブの画面が表示されるので、左上のタブを選択する。

3.配線を接続する

サーボと基板は以下のように接続する。USBケーブルは付属している?ただし電源線は別途必要。サーボの電圧に合わせればよいが、5VのUSB電源で十分である。このサーボコントローラーは電源起動するとBeep音が鳴り続ける為、結構うるさい(鳴らさない方法はあるはず?)。

接続に成功すると画面上部の赤丸が緑丸に変化する。

4.Readボタンを押す

Readボタンで現在の設定値、状態を読み込む。読み込みに成功すると、左側の電圧、温度、位置が表示される。

5.各種値を設定する

自身の製作物に応じて自由に変更する。特に拘りがなければ、IDのみサーボの数に応じて変えればよい。

6.動かしてみる(初期位置に合わせる)

スライダーを動かすことでサーボの軸が回転する。動作確認とともに、組付け時の初期位置設定も兼ねると良い。

7.Applyボタンを押す

設定の更新、保存ができる。

8.ソフトを閉じ、接続を外す

他にも本ソフトで出来ることは多いが、今回はセットアップのみで終了する。

参考

LX-16A用オススメArduinoライブラリ

セットアップ後、Arduinoで動作させる際に活用可能。
https://github.com/Duffmann/LSServo

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