Closed3
Cloud Runでmin-instancesを指定したときに過去のリビジョンに対する課金はどうなるのか
前提
前提として、Cloud Runで最小インスタンス(min-instances
)を1以上に設定した場合、インスタンスが常に稼働するようになった分だけ課金される。最小インスタンスについてのドキュメントにも「この方法で実行されているインスタンスは課金対象になります」と記載がある。
疑問
Cloud Runで最小インスタンスを1以上に設定した場合、トラフィックが流れていない過去のリビジョン(インスタンス)分の課金が発生するのか疑問を持ったので調査。
ちなみにAppEngineのFlexible環境だと最小インスタンスを指定すると、トラフィックが流れていない古いインスタンスも稼働状態のままになり料金が発生する。
ドキュメントに以下のような記載がある
最小インスタンスで開始するのは、リビジョンでアドレス指定が可能な場合に限ります。次のいずれかに該当する場合は、リビジョンでアドレス指定が可能です。
- 一定の割合のトラフィックを受信している
- リビジョンタグが割り当てられている
つまり、トラフィックが0%で、リビジョンタグが何もついていない過去のリビジョンについては最小インスタンスの設定が無効になるので課金も発生しない。
👆 オレンジの枠線で囲んだリビジョンについては、トラフィックが0%でlatest
のタグもついていないため課金は発生しない。
このスクラップは2022/03/16にクローズされました