catnose 2020/11/16

zenn.devではサイト自体のアクセス解析をGoogle Analyticsで行っている。合わせて個々のユーザーが自分のページをGoogle Analyticsで解析できるようにしたい。

catnose 2020/11/16

ひとつのサイトに複数のトラッキングIDを設置することについては公式でも問題ないとされている。

Google アナリティクスのトラッキングコードを複数のウェブページに挿入すれば、アカウントの複数のプロパティにデータを送信できます。

catnose 2020/11/16に更新

analytics.jsの場合

公式に「複数のトラッカーを使用する」具体的な実装方法まで書いてあった。

1. トラッカーを作成

ga('create', 'UA-XXXXX-Y', 'auto'); // デフォルトのトラッキングID
ga('create', 'UA-XXXXX-Z', 'auto', 'exampleTracke');  // トラッキングIDその2

↑ 複数のトラッカーを作成する際、デフォルト以外のものには名前をつける必要がある。ここではexampleTrackerとしてみた。

2. ページビューを記録

// デフォルトのトラッキングIDでPVを記録
ga('send', 'pageview');

// トラッキングIDその2でPVを記録
ga('exampleTracker.send', 'pageview');

catnose 2020/11/16に更新

gtag.jsの場合

こちらも公式ドキュメントに書かれている

まず、ひとつめのトラッキングIDは通常通りに指定すればOK

<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=GA_MEASUREMENT_ID"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'トラッキングIDその1');
</script>

↓ ふたつめのトラッキングIDを設定するには、以下の一文を追記すればOK。

gtag('config', 'トラッキングIDその2');

別途jsファイルを読み込む必要はなさそう

↓ 公式ドキュメントには、下記のようなコードを読み込むような指示が書かれていない。

<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=トラッキングIDその2"></script>

Google Analytics Gtag Multiple Analytics Account Tracking IDs - Stackoverflowには「jsファイルも別途読み込まないととデータが記録されなかった」と書かれているが、実際に試してみると上記のスクリプトの追加読み込みなしでも問題なく動いている。

このスクラップは2020/11/21にクローズされました