俺の30％キーマップ（フィンガーmod＆親指レイヤー）
きゅうきょこの記事を書き始めた理由はこのポストを見かけたから
全体像が膨大すぎてずっと書き始められずにいたのだが
不完全な間に合せでもとりあえず書こうと思った
まず％表記やめねえ？
いうてまず30%キーボードという言い方が気に食わないのよ
％で表すのは工業規格レイアウトの、不均等ロースタッガードというかタイプライター配列？でだけ有効な話で
ある程度幾何学的な配列なら行数×列数で表すのが合理的
キー数が少なければなおさら
行数が4列と3列ではぜんぜん違うのは当然だし
たとえば、5列と6列は小指が1列と2列という決定的な違いになる
つまり
んで、僕はこの記事でも書いたとおり、小指外列は「高い」から押しづらいので5列派です
で、片側3行5列の分割だとそれだけで30キー
さらにサムクラスタがあると＋2～8キーくらいで、いわゆる30％キーボードに分類される
なので、ここでいう30％キーボードはそれくらいの意味です
フィンガーmod＆親指レイヤー
僕はまず小指外列にmodをアサインすること自体きついと思っている
なぜなら複数ホールドするときポジションが大幅に崩れるからだ
複数ホールドしてもポジションが崩れないようにするには
modが一行に並んでいればいい
つまり
- zcvb
- m,./
にタップホールドで仕込めばいい
こう考えたとき、レイヤーキーはサムクラスタに置くべきとなる
なぜならレイヤーキーとmodの同時押しは普遍的にあり得るからだ
数字キーなんか当然レイヤーに押し込むわけだが、これは全modとの同時押しができないとまずい
逆にフィンガーレイヤー＆親指modはない
レイヤキーは同時押ししないからだ
なので、フィンガーmod＆親指レイヤーとすれば同時押し関係は非常にクリーンになる
ただし、当然タップホールド誤爆のリスクは大きくなるので、そのへんの設定を詰める必要がある
これはvialでやれば非常に簡単になるのでvial対応ファームウェアが望ましい
ちなみに、macだとmod四種類とも使わないわけにいかないが
windowsだとwinキーは使わなくても実害ない人は多いはずなので
レイヤキー+3modをフィンガーに割り当ててもいいと思う
片手同時押し
しかし、コピペとかのショートカットは左手だけでできるようにしておかないとマウス使用時がつらい
これを必要な分だけレイヤーに押し込むとかやり始めるとめんどくさくなるので
windowsならctrl、macならcmdだけ左サムクラスタに入れておけばいい
サムクラスタの数
3個あれば十分という意見
デフォルトレイヤーの整理
まず前提として、フィンガーのデフォルトレイヤーに不要なものは削るべき
; / なんかは特別に必要でなければレイヤーに入れるべき
基本的に僕は似た用途のキーは近くに置くべきという考えなのだが、これらは似た用途のキーがあるのでレイヤーに押し込んでクラスタ化すべきだ
もちろん-なんか入れるべきではない
こんなもん、必要なのは「長音符」なんであって、日本語入力の問題なのだから、IMEで解決すべきだ
個人的には、ローマ字ならlに割り当てることを推奨している
そうすると、アルファベット＋,.以外に2箇所空く
2+サムクラスタが使える
ではそこのタップに割り当てるべきものはなにかというと、個人的にはこうだ
- backspace
- return
- space
- tab
- 英数（windowsなら無変換とか）
- かな
- escape
deleteはレイヤーでいいと思うが、上記の必須級だけで7
偶数にしたら2+6=8なのでdeleteをデフォルトレイヤーに入れてもいいだろう
つまり、サムクラスタは3x2=6で足りる
僕はそんなに親指使いたくないのでcombosに振るようになったが
ペアリング変更
ここでいうペアリングとは、ある物理キーにおける「普通に押した時に入力されるキー」と「シフト修飾で入力されるキー」の組み合わせのこと
タイプライターペアリングとかロジカルペアリングとかの話だ
初期ペアリングはあまりに非合理的なので、これを好き勝手にすればキー配列をかなり整理できる
この話がめちゃくちゃ長くなるので省いてしまうが
AutoHotkeyやKarabiner Elements、QMKの機能でいえばKey Overridesなどで実現できる
俺の３０％キーマップ
さっきいったとおり、現在はコンボありきのキーマップなのだが
その前に使っていたキーマップはこうだ
macでもwindowsでも基本同じだが、わかりやすいのでmac用でいこう
Miniaxeっぽくなっているが実際はRhymestone
まあCorne miniでもなんでも同じだ
ちょっとでも参考になればさいわい
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