Lesson6. AWSのリージョン
学ぶ前の知識レベル
今日(2022.11.1)から、AWSの Cloud Solution Architect に向けてのラーニングパスとして本家が公開しているカリキュラムに則って勉強を始めました。
- Cloud Practitioner で勉強するような、クラウドがどんなもんかとか、IaaS/PaaS/SaaSの違いくらいは説明できるレベル[1]
- AWSは、会社のITチームが作ってくれたVMを使ったことがあるくらい。
- EC2とかS3とかの名前は聞いたことあるけれど、説明してと言われると怪しい。
- リージョン=データセンターが置かれている地域、くらいの認識
学んだこと
概要
- 複数のデータセンターがクラスタになって、Availability Zoneを構成している。
- 複数のAvailability Zone がクラスタになって、Regionを構成している。
DC=データセンター、AZ=Availability Zone、リージョンの関係
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AWSのサービスを利用するときは、そのサービスをグローバル、リージョン、AZのどの単位で可溶性確保して動かすのかを選ぶことができる。推奨はリージョン別。[2]
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全世界のリージョンの場所は、以下のマップで公開されている。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/global-infrastructure/regions_az/ -
以下のページでリスト形式でも公開されている。
https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/using-regions-availability-zones.html -
上記のページに記載してある、東京の「ap-northeast-1」や大阪の「ap-northeast-3」などをリージョンコードという。
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日本に現在あるリージョンは、東京と大阪のふたつ。
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データセンターの場所は非公開。
リージョンの選び方
リージョンを選ぶときは、以下の4つの要素で選んでね、とのこと。
- コンプライアンス
- レイテンシ
- 価格
- 使えるサービス
日本でクラウド使う場合は、1のコンプライアンス根拠で国内リージョン指定がほとんどだと思うので、2,3,4を考える機会はあまりないと思います(せいぜい2を考慮して東の人は東京、西の人は大阪のリージョンを選ぶくらいか)。
ただ2,3,4についても一応追記しておくと、
- レイテンシ:物理的に遠いほど、遅くなる
- 価格:各国の税制などによって、価格が多少変わる(個人でAWS使う&レイテンシを気にしなくていいなら、安い国のリージョンをあえて使うのもありか。でも円安だからなぁ。。。)
- 使えるサービス:AWSのすべてのサービスがすべてのリージョンで使えるとは限らないので、使いたいサービスが特定のリージョンにしかない場合は、そのリージョンを使うしかない(日本企業であれば、「じゃあ日本リージョンで公開されるまで待ちます」ってなるだろうなぁ)
リージョンとサービス
- リージョンごとに使えるサービスは、下記のページで一覧になっている。
https://aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure/regional-product-services/
エンドポイント
リージョンごとのサービスにアクセスするためのURLをエンドポイントという。
エンドポイントは通常、以下のように指定される。
プロトコル(httpかsか)://サービスコード.リージョンコード.amazonaws.com
例えば東京のリージョンの DynamoDB のエンドポイントなら以下のようになる[3]。
https://dynamodb.ap-northeast-1.amazonaws.com
学ぶために使ったリソース
公式eラーニングサイト(英語)
本家が公開している以下のeラーニングサイトの、「AWS Global Infrastructure」の単元をもとに記事を書きました。
日本語の記事
まだわかっていないこと
まだ学び始めたばかりなのでわかってないことの方が多いですが、ひとまずリージョンとかAZの概要は理解した! ので次の単元に進みます。
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