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【体験談】プログラミングスクール入学から転職までの流れ

2020/12/27に公開

自己紹介

プログラミングスクールを卒業し、自社開発企業のエンジニアとフリーランスエンジニアの『二匹のねこ』と申します。
今回、執筆させていただいているのはフリーランスをしている方です。
私はプログラミングスクールを卒業してスタートアップ企業でSEとしてアプリ開発のPMをやり、プロジェクトが終わった後に退社し、フリーランスに転身しました。

はじめに

SE時代は、ほぼ自分でコーディングすることはなかったのですが、業務とは関係なく勉強は継続しており、フリーランスになることができました。
プログラミングスクールを検討している人の中には、将来フリーランスになりたい人も多いのではないかと思いますので、スクールから転職までの流れの参考になればいいなと思います。

経緯

前職を退社

プログラミングスクールに入学

スタートアップ企業でPMをやる

フリーランスエンジニアになる(現在)

主な流れ

入学前

スクールに入る半年前くらいから独学でプログラミングの勉強はしており、そこでプログラミングの楽しさに気づくとともに独学に限界を感じたこと。さらに、未経験エンジニアとして転職することの難易度が高いことに気づきスクールに通うことを決意。1ヶ月前にはカリキュラムを配られたが、仕事と両立しながら渡された分は入学前に終わらせることができました。
この事前学習が、入学してからの勉強の効率化につながったと思っています。
具体的には、理解できている部分と理解できていない部分の整理がつくので、ピンポイントで質問したい部分だけを聞くことができたことが非常に良かったと思います。

在学中(入学後)

全部で3ヶ月のコースでした。
〜1ヶ月目〜
本来、事前学習と含めて1ヶ月目に行うはずだったカリキュラムを入学前に終わらせてしまっていたため、入学して1ヶ月間は自分でカリキュラムとは別で勉強していました。
やっていた内容

私が通っていたスクールのバックエンド言語はRubyだったので、当然フレームワークはRuby on Rails(以下Rails)を使うのですが、ぶっちゃけRubyやMySQL(DB)などの知識がなくてもなんとなくでかけてしまいます。
自分が何かを作りたいだけなら、知らなくてもいいかもしれませんが、エンジニアとして働くのであればRailsが自動で行ってくれていることがどういった仕組みで動いているのかを知っておく必要があります。
正直、このタイミングでしっかりと腰を落ち着けて勉強できたのは非常に良かったです。
〜2ヶ月目〜
Railsで作られたアプリのデバッグや機能追加の応用課題とチーム開発がメインでした。
この月は、なんだかんだで1ヶ月いっぱいいっぱいの1ヶ月でした。思うように実装ができなかったり、1日同じ場所で詰まっていたりしましたが、この時にすぐにメンターに聞かずに考えたり調べたりした経験は、エンジニアとして働くようになってからも活きています。
また、チーム開発では実際の現場と同じような形で実装していきます。GitHubを使ってバージョン管理をしたり、チームのメンバーが作ったものを合体させたりします。
1ヶ月目で勉強のログとしてGitHubは使っていましたが、実用的な使い方をするのは初めてだったので苦労しました。
〜3ヶ月目〜
ポートフォリオの作成
転職活動に自分のスキルを見せるためのポートフォリオを作成する期間でした。
自分が許す限りの時間で自分が作成したいアプリを作っていました。
DBの構成からデプロイまで全てやらなければならなかったですが、自分好きなようにできたため自分の勉強したいことを盛り込むことができ、非常に成長できた1ヶ月でした。

卒業後

卒業とともに転職できるわけではありません。
特に、コロナ禍ということもあり転職活動は思うように進まず、結局転職できたのは卒業してから2ヶ月後だったと思います。
転職活動をしている最中もインフラ周りやRailsも継続して勉強はしていました。
就職してからは、それぞれの会社でメインにしている言語にシフトします。
自分も、今使っている言語はPHPでフレームワークはLarevelを使っていますし、友人はJavaだったりと会社によって全然違います。
スクールで学んだこととは全く違う言語を扱うこともありますし、どんどん新しい仕組みが出てきますので卒業後も常に勉強は欠かせません。

最後に

エンジニアになるのは、簡単なことではありません。
特に、未経験からの転職は非常にハードルが高いことも事実です。
しかし、今後IT人材が必要になることは明白ですし、スキルをつけていけばどんどん上にいける仕事です。
私は大学も文系で、いままでITとは無縁の仕事をしてきました。それでも卒業半年ほどでフリーランスエンジニアになれています。自分の努力次第でどうにでもなる世界ですので、エンジニアという選択肢も考えてみるのはどうでしょうか?
もし質問など個人的に聞いてみたいという方がいましたら、Twitterのアカウントを載せておきますので気軽にDMにて連絡ください。
二匹のねこ

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