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CastingONEのQAチームについて

2023/08/16に公開

はじめに

こんにちは!CastingONEでQAエンジニアをしている中村です!

CastingONEでは2022年5月にQAチームができました!現在は4人のメンバーがQA業務を担当しています。

QAチームが生まれてからテストの自動化やスムーズなリリースへ向けて、様々な取り組みをしてきました。本記事では、CastingONEのQAチームについてご紹介します。

開発からリリースの流れ

CastingONEではスクラムを取り入れています。開発はスクラムで行われており、スクラムチームにはQAチームも含まれています。スクラムは、アジャイル開発の一つの手法であり、柔軟性と透明性を重視します。

開発からリリースまでの流れは以下の通りです。約1.5ヶ月ごとにリリースを行っており、1ヶ月の開発期間と2週間のテスト期間を設けています。新機能については、チームで意見を出し合いながら話し合っています。また進捗や課題を共有し、必要に応じて調整を行います。

スクラムを行うことでお客様の要望などを素早く取り入れ、迅速かつ柔軟に対応することが可能です。

QA業務の重要性と役割

CastingONEでは、開発の中でテストの質を常に向上させることに注力しています。早期のバグ発見や品質向上のために、積極的な取り組みを行っています。QAエンジニアの主な役割は下記です。

  • 新機能テストケースの作成
  • 既存テストケースのアップデート
  • 仕様の違和感や不足箇所を報告し、修正や改善をお願いする
  • 仕様で不足や疑問点がある場合は、PdM(プロダクトマネージャー)や開発チームと協力して仕様の改善に取り組む

チームとの緊密な連携

現在、CastingONEでは2つのチームが存在しますが、チーム間でのコミュニケーションは円滑に行われています。

最近ではGatherというツールを導入し、コミュニケーションが円滑になりました。Gatherではアバターを操作しながら各部屋で他の参加者と対話し、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。

そのため、同じ空間にいるような体験をすることができコミュニケーションが取りやすくなりました。

ユーザーストーリーの理解とテスト計画の策定

仕様とユーザーストーリーを正確に把握し、仕様漏れを早期に洗い出す役割も担っています。

ユーザーストーリーに基づいてテスト計画を策定し、テスト項目や優先度を明確に定めます。これにより、開発チームとの認識のギャップを最小限に抑え、品質向上に繋げています。

文章のやり取りだけでは認識の違いが生まれるので、必要があれば必ず話し合っています。

イテレーションごとのテスト活動

リリースごとにQAチームでは振り返りを行い、改善点を洗い出します。特にテストケースが増えるとテスト期間でテストを終えることが難しくなるので、計画はこまめに確認しています。

また、自動化できるテストは積極的に自動化して効率を高めています。2024年3月までに80%ほどのテストを自動化する予定です。

テストケースの作成について

既存のテストケースにおいて仕様変更があった場合、テストケースの編集または追加で対応できるかどうかを調査します。

場合によっては、新たにテストケースを作成しますが、QAチームで一度認識合わせをしています。むやみにテストケースを増やすと、管理もテスト実行も負担になってしまうからです。

自動化テストでAutifyの導入

項目のバリデーションや文言確認、項目名の確認など、繰り返し行われるテストケースにおいては、自動化テストを導入しています。

CastingONEではAutifyというツールを使用して、ノーコードでテスト自動化を行っています。Autifyはプログラミング知識がなくても利用できるため、手軽にテストの自動化が可能です。

Autifyの導入により、QAエンジニアは手動で行っていた繰り返し作業から解放され、より重要な項目に集中することができるようになっていきます。

バグの管理と報告

QAエンジニアは、テスト中に発見したバグを適切に管理し、開発チームに報告します。

バグの詳細や再現手順、優先度などを明確に伝えることで、開発者がバグを素早く確認できるようにしています。また、バグの修正が完了した後は、再テストを行い修正されているか確認します。

テストケースの作成と実行

ユーザーストーリーや仕様を基にテストケースを作成し、テストを実施しています。お客様はどのようにシステムを使うか考え本番で使うような想定も取り入れています。

中にはイレギュラーな使用方法も考えられるので、それも網羅したテストケースも含まれます。

テストの継続的な改善と学習

QAチームはリリースごとに振り返りミーティングを行い、テストプロセスやテストケースの改善点を洗い出し、次回のリリースに活かしています。

QAエンジニア同士での知識共有や情報交換を定期的に行うことで、スキルの向上を図っています。

まとめ

CastingONEにおけるQA業務には、テストの自動化やテストケースの作成・実行、バグの管理と報告、継続的な品質向上など、幅広い活動があります。

また、チームとの緊密な連携やツールの活用により、効率的かつ効果的なQAプロセスを確立しています。短いスパンでより深い作業をし、リリースに関わることは個人の成長にもなっています。

私たちのQA業務に少しでも気になった方はぜひ、ご連絡ください!

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